カントはドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされている。『永遠平和のために』は1795年に出版。「いかなる国家も継承、交換、買収または贈与によって他の国家を取得できるということがあってはならない」「いかなる国家も。他の国家の体制や統治に暴力をもて干渉してはならない」等を主張している。この中で日本の鎖国について言及がなされている。
・われわれの大陸の文明化された諸国家、とくに商業活動の盛んな諸国家の非友好的な態度をこれと比較してみると、かれらがほかの土地やほかの民族を訪問する際に(訪問することはかれらにとってそこを征服すると同じことを意味するが)示す不正は驚くべき程度に達している。
・アメリカ、黒人地方,香料諸島、喜望峰などは、それらが発見されたとき、かれらにとっては誰にも属さない地であるかのようであったが、それは彼等が住民を無に等しいとみなしたからである。
東インドでは、かれらは、
ここから先は有料になります
ニコニコポイントで購入する
チャンネルに入会して購読する
- この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
-
トランプの裏切り。ニューヨーク・ポスト紙との会見で、バノンとの距離を一段と置く発言を行う。大統領戦中のバノンの功績否定。争いはバノン対娘婿クシュナー。クシュナーは安全保障の軍産複合体、経済のグローバリズム推進グループ。早くも屈服の流れ。
-
一覧へ
-
不可思議な動き、何故機能しない公文書館を東京のど真ん中に建てる必要がるのだ。そして、この新建設地は、国会周辺にある憲政記念館だ。安倍独裁政権には「憲政」は嫌なのだろう。さもなくば、無用な工事をして儲ける仕組み
コメント
>>49
はっきりしておこう。
わたしは「こんなバカなど相手にしたくない」と思えば
すこしオブラートに包んだ表現でそう書くし、そう、20で
書いたようにね。
しかし、相手がかまってほしくて、すがり付いてくれば、
ヒマだから、もうちょっと相手してやるか、ということもある。
わたしはそれくらいは好きにするので君の知ったことではない。
それくらいしか私への攻めどころがないのかね。
情けない男だ。(もしかして女か)。
誰の目にもわかる、米国が小国を攻撃するのが大好き、という文章を散々
書き連ねたくせに、「米国が勝手に行動していいとは一言も言っていません」
と大嘘を書く君に言われたくはないね。
君の文章からは度し難い幼児性を感じる。
いったい歳はいくつ。
25歳以上ならちょっと問題だよ。
>>52
>>はっきりしておこう
あなたの幼児性だけが、はっきりされたとおもいます。
それにしても。
ここまで劣化している人に結論だけを支持されて、孫崎さんはうれしいのでしょうか?
それとも、ご自分の提起があらたな議論のタネになることに、よろこびをかんじるのでしょうか?
皆様はこの疑問にどうこたえますか?
私には、たいして難問ともおもいませんが。
(ID:18367902)
国民に情報が共有化されず、体制が占有するものであれば、国民は体制がすべてであり、よほどのことでない限り、体制に歯向かうことはないでしょう。閉鎖された鎖国も意味があるといえます。
カントの時代と現在を同一視するわけにはいかない。情報はあふれ、豊かな国があれば、極貧に悩む国もある。大学を出ても職が得られなければ、高いお金を費やして、大学を出た意味がない。大学運営が商売になり、学生が路頭に投げ出されることになる。そのような不合理が解消できれば、体制国家も支持される。
中東に起きている問題は、大学を出ても、職が得られず、貧困生活を余儀なくされ、年々積み重なっていけば、社会に不満がたまっているので、米国のように、その国の社会体制を破壊し、米国流の社会に変えていこうとする国が出てくる機会が多くなり、現在の中東の混乱が起きているのです。シリアにして、40年前に2度ほどシリアに出かけたが、階級格差がはなはだしく、よりよい生活を求めて、大学を目指した若者が多かった。大学を目指しても職がなくて、一部の特権階級に独占される体制に反旗を翻す者たちが出てきて当然なのです。シリアもアサド体制が、若者達の声を聴き、適切に対処していれば、若者たちの決起、米国などの介入もなかったのです。
国民の声を聴かなければ、安泰に見える巨大国家であっても、思想的に自由な発想ができない国家は、想像を超えた混乱にまみえることになる。自由な発想が許される国家ほど、常に鍛えられており、常に不満が消化されているので、社会的混乱が少ない。柔軟性に富んだ国家といえる。一番心配されるのは、他民族併合国家中国の瓦解である。賢明な国家指導部に適切な対処が求められている。言論の自由より、所得格差は、日本より進んでおり、環境対策、高齢化社会対処など難しい問題が多いようである。前向きに中国の現状を適切に知る必要性が強くなっている