安倍首相が訪米した。
朝日新聞の見出しが「日米首脳、トランプ氏別荘で夕食会 両夫人も同席」
読売新聞の見出しが「安倍首相、トランプ氏別荘で夕食会…夫人も交え」
この一致、気持ち悪くないか。朝日新聞の読売新聞化である。
日経新聞は「キーワードは「公正」 日米首脳が隠せぬ温度差」
普通は日経新聞の見出しだろう。
では世界はどう見ているか。
ニューヨーク・タイムズ紙を見てみよう。「摩擦を後ろに置き、トランプは安倍をハグし、トランプは緊密な関係を築けたと述べた」と報じた。
だが、ワシントン・ポストは、トランプ大統領との個人的な結びつきを強めようとする安倍首相の強い決意は他の国の首脳とは対照的と報道」。(私のコメント:何故でしょう。他国は入国禁止大統領令などトランプ政策に同意できないと反対。安倍首相「政策にコメントで見ない」と盲従。日本は隷属国家。他は独立国家。)
今、世界中に次
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トランプのイスラム系7か国入国禁止の大統領令、米国裁判所が阻止。オバマ政権には打撃。この間、国際社会は国連事務総長、メルケル首相、EU首脳会議常任議長ら懸念表明。安倍首相は、「内政問題に関わるのでコメントは差し控えている」。隷属そのもの。
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朝日新聞は何故安倍首相広報紙になったか。産経新聞が大スクープ。朝日新聞は安倍首相に脅かされていたのだ。そして軍門に屈し、骨抜き。安倍得意げにトランプに語る。民主主義の根本を壊し得意な首相。何故咎めないか。敗れた朝日は、最早「朝日」でない。
コメント
ネオコンが安倍首相たちをコントロールしている結果、安倍政権が解釈憲法をコミットし、共謀罪を持ち出す等の反動性剥き出しになっていると私は考えていたが、安倍氏たちがこうやってトランプ氏と友誼感懐を結ぼうと努力しているところを見せつけられると、現政権は何物なりや?と改めて考え直さざるを得ません。
やはりキーは「日本人の多くの深奥に明治維新以来植えこまれた中国人嫌い、朝鮮人嫌い、共産党嫌いが蘇り、株高等の演出でその嫌いが盛り上がり、今の政権が支えられているだけではないか」ということを検証することではないでしょうか。
ロシア、中国と事を構えそうにないトランプ政権と安倍政権が仲良くすることはオベッカ使いとか非難されているが、ひょっとして平和に向かうかも知れないことは否定出来ない。そして、中国は軍事超大国の一つであり、北朝鮮はイスラエル同様の原爆保有国だし、韓国は反靖国神社、反コンフォート・ウーマンでしっかり団結しており、「嫌い」だからと言って戦争出来る相手ではもうない。
こういうトランプ政権との安倍政権の絆は、上記のように推論すれば、平和という観点からは否定出来ないと考えるのですが如何でしょう。
「日本の安倍晋三首相は、トランプによる あれこれの措置に一番乗りで苦痛を味わおうとする点で傑出している」
https://www.nytimes.com/2017/02/05/opinion/heng-on-us-ties-with-japan.html
欧州各国の首脳にとって、移民や難民の受け入れは、最大の悩みだろう。だが安倍首相にとっては全くの他人事。
なまじ批判なんてしたら、「日本が受け入れろ」と言われてしまう。だから何も発言できないのだ。
そして何よりも安倍首相は、トランプに引けを取らない「アメリカ・ファースト」なんだから。アメリカのためなら、国民がアフリカや中東で死ぬことだって厭わないのだ。
(ID:18367902)
表向きは、日米同盟経済協力の声明が発表されているが、中身が欠けているのに、日本の報道機関は、安倍首相を持ち上げることに必死である。
別荘での、トランプ大統領との差しの交渉がすべてを決める。米国のいつもの交渉術である。大勢の人間が双方集まり交渉すれば、日本から結論めいたものが得られず、「持ち帰り検討する」と言うことになってしまう。最高のもてなしを受け、尖閣に、安保条約5条を適用するなどの声明で、日本の安全が守れると考えたら、全くおめでたいというしかない。孫崎さんが、常にお話になっているように、米国は民主主義の国で、国民が了解しなければ日本の戦闘に参加することなど考えられないのです。大きな国同士、対中国との戦闘に米国民が賛成するわけがない。
経済の問題は、金融緩和で日本の金利を高くしないように、国債を日銀が買い支えているだけで、日本の景気が上向かなければ、輪転機でお札を印刷し、市場にばらまいただけのことになってしまう。金利のない通貨をだれも見向きせず、米国にお金がどんどん流れていくということは、間接的な為替操作であり、米国が納得するわけがないでしょう。お金を米国に持ち込み、ドル高にならない方策は、公共投資に対する年金などの資金提供でしかない。国賊的行為が行われるのではないか。