ヒラリーが米大統領になるのは困ったものです。とても恐ろしい。

彼女の旦那のビルは米国戦争ビジネスの代理人を努めました。彼はゴルバチョフとレーガンの間で取り交わされた「東西ドイツ統一後米国は東側に手を出さないという覚書の存在を否定し東欧に手を出しました。何だか、尖閣に酷似してますね。そして多くの人命が失われました。その妻のヒラリーは旦那に負けないいやむしろ旦那を圧倒的に凌駕する戦争好きです。ヒラリーが大統領になれば第三次世界大戦が起こる確率はぐーーんと跳ね上がると思います。投票権のない米国以外に住む人々はそのことを覚悟しなくてはなりません。

それにしてもこのような重要なリスク含みの政治に多くの世界人が傍観せざるを得ないのは不条理極まりないことだと思います。

トランプ氏が、これ程の支持を受けているのは既得権益層に対して不満を抱いている人が多いためだろう。同じ思いを持つ民主党支持者たちはサンダース氏を支持している。ヒラリー・クリントンが民主党の代表になったら、民主Vs共和ではなく、既得権益層Vs不満層の戦いになり、サンダースを支持していた人のかなりがトランプ支持に回るのではないか。

既得権益層を２０％だとしても、トランプ氏の勝利は動くまい。問題は米国のマスコミが＜クリントン支持の黒人たちに、どこまで「真実」を知らせるかだ。

様々な視点からの分析が必要なのでしょうが、アジア政策と中国、ロシアとの政治的スタンスの取り方が、、重要とみています。クリントンの場合は、アジア政策はオバマの政策を継承するでしょうが、対ロシアは明確な対抗政策をとることが予想される。トランプは、人種差別が激しく、対アジアは、軍事面はともかくとして、経済面の対立が激しく成ることが予想される。既得権益の問題は、激しい言葉ほど、方針を変更することは考えにくく、クリントンが選ばれる方が、日本にとっては好ましいのではないか。ただ、視点を変えれば、変わるのは避けられない。