本24日、京都3区、北海道5区の補選が行われる。

 勝敗は別としても、この選挙は、日本の政治の一つの転機になるだろう。

 今、安倍政権は「暴走している」と言っていい。

 長年の伝統を破り、集団的自衛権で、自衛隊を米軍に差し出そうとしている。

 熊本地震で、気象庁の方が「従来の予知の常識を超えた大規模な地震が起こった」といい、改めて、危険が認知されたにも拘わらず、断層の延長線上にある川内原発、伊方原発を稼働ないし、稼働させようとしている。

 今日の日本経済の動向は国内消費に大きく依存しているが、その消費を一段と冷ます消費税増税を模索している。

 どう考えてもおかしい政策に突き進んでいる。

 それも、根本には自民・公明が国民の意識を歪めた形で、衆議院の圧倒的過半数を有していることにある。

 そしてそれは、一方で自民・公明の選挙協力が存在するにかかわらず、野党、リベラル勢力は一人区で乱