第43回 あなたは男性? 女性? はっきりさせたい夜もあるのだ。
一見では性別がわからない人が増えて難儀している。草食系男子という言葉で形容されるフニャフニャした男性が増えた一方、しっかりと自分を主張する女性が増えたからだろうか。たとえば「AneCan」という雑誌があるのに対して「AniCan」が刊行されていないのは象徴的に私には思われる。性転換をすることで、本来の性別を選ぶ人も増えた。素晴らしいことだ。けれども性的に自由になるにつれ、男性なのか女性なのかわからぬ人が増え難儀する事態が増えているのも事実。わからぬなら尋ねればよいだろう、お前には口がないのか、という浅はかな人には閉口するばかりだ。赤の他人に真顔で性別を尋ねること、その難易度を想像してみるといい。
かつて。オカマバーで泥酔した私は前後不覚どころか前後左右上下不覚となり、従業員に対して極めて乱暴に「男なんだろ?男なんだろ?」と心無い発言をして、店の裏で少々恐ろしいことになった。
ここから先は有料になります
チャンネルに入会して購読する
月額:¥550 (税込)
- チャンネルに入会すると、チャンネル内の全ての記事が購読できます。
- 入会者特典:月額会員のみが当月に発行された記事を先行して読めます。
ニコニコポイントで購入する
- この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。
-
【竹本幹男「カジノフォーリー・ビヨンド!」】 第23回 ボクちん、内田裕也氏に「このタコが!」と一喝されちゃいまちた!
-
一覧へ
-
【フミコフミオ「人間だもの。」】 第44回 あなたの前で今夜も1人残された彼がくるくると。