小さい頃からやりたかったことをリアルに形にするにはどうしたらいいのかが大人になってわかってきて、その進め方を選んでるだけ
大川 今日はお忙しいなか、ありがとうございます! 僕、今月から「かみぷろ」で連載を持つことになって、編集会議で「大きな挫折を経験して這い上がってきた人にスポットを当てたい!」と企画を提案し、こうして芸人を辞めて「NumerOn」(ヌメロン)という大ヒットアプリを生み出した竹岡さんをお呼びしました。
竹岡 大川くん、どうせ俺ハマってないんでしょ?(笑)。
大川 いやいや、ハマってますって! ちゃんと編集会議でOK出てますから安心してください(笑)。
だって竹岡さんが開発したアプリ版「NumerOn」ってダウンロード200万越えでしょ! それってすごいことですよ!
竹岡 肩書きとしては一応、「代表」になってるから、それを成功とするならいいとは思うけど。
前に芸人やってて、今はアプリ会社を運営してるっていう部分ではね。
でも大川くんが求めてる題材の人ではない気がするけどなぁ…。本当に俺でいいの?
大川 めっちゃ求めてますって! いきなりですけど、まずは芸人になろうと思ったきっかけや経緯を教えてください!
竹岡 なるほど、そういう感じで進めていくのね。とりあえず、芸人になるのって、会社やりますみたいな感覚とは違うからさ。
なんて言うんだろうな。例えば「飲食で働きます」と、「芸人やります」はちょっと違うでしょ?
大川 どのへんが違うんですか?
竹岡 どう伝えたらいいんだろう。俺が特殊なのかもしれないけど、「さあ、やるぞ!」みたいな感じはなかったよね。
大川 皆さん、そう言いますよね。例えばコンビで片方がぐいぐい引っ張って、もうひとりは最初ちょっと付き合うかみたいな感じで。
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