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なぜバラエティ番組ではやらせが横行するようになったのか?(2,483字)

2013/10/29 06:00 投稿

コメント:4

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  • ほこ×たて
先日、フジテレビの「ほこ×たて」という番組でやらせのあったことが出演者からの告発で明るみになり、番組が休止するという事案が発生した。これについて、ぼくの感想は複雑なものなので、今回はそのことについて書きたい。

ぼくは、昔バラエティ番組の放送作家をしていた。だから、やらせは当時から数え切れないくらいたくさんあって、「ほこ×たて」の一件は氷山の一角に過ぎないことを知っている。やらせは、少なくともぼくがかかわっていたバラエティ番組業界では、当たり前のように横行している「表現手法」なのだ。

そう、今「手法」と書いたけれども、これは制作者たちの間ではすでに番組の作り方の一つとして定着している。それも、単に「当たり前」のこととして認められているだけではなく、積極的に行うべき「技」として、奨励すらされているのである。

バラエティ業界では、やらせのことを「仕込み」という。この言葉には、「やらせ」という言葉が持つ

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コメント

岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>1
コメントありがとうございます。
小馬鹿にされるのを不快に感じて、バラエティを見ないという人も多いと思います。その意味で、バラエティ番組は、テレビの中でも一番大きな曲がり角に来ているのだなと思っています。

No.2 134ヶ月前

私も若い頃は優れたバラエティにある狂騒感や神がかった企画などに魅かれておりましたが、
気が付くとネット番組のぐだぐだトークなどの方が好きになってたりします。
ネット的なぐだぐだ番組をテレビでもやってもいいと思うのですが、それでは視聴率取れないのでしょうかね……。

No.3 134ヶ月前
岩崎夏海 岩崎夏海
(著者)

>>3
やっぱり視聴率至上主義の影響は大きいですね。
ですが、もうそれが機能しなくなっている。
そのため、視聴率に替わる新たな指標が必要となっているのですが、それを生み出せていないのが、テレビ業界全体の大きな悩みなのだと思います。

No.4 134ヶ月前
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