ディスコミュニケーションの時代(1,698字)
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新連載の前に今回はディスコミュニケーションについて書きたい。
ディスコミュニケーションとはコミュニケーションが成立しないということだ。最近のぼくは、コミュニケーションが成立しないケースによく遭遇する。
例えば最近、ドラッカーの未来学について話していた。ドラッカーは、未来にメジャーになることは現在すでにマイナーな形で起こっているという。それをドラッカーは「すでに起こった未来」と表現した。未来にメジャーになるものが、今もうすでに起こっている、という意味だ。
そんな「すでに起こった未来」について話していたときに、ある人が「リモートワークはすでに起こった未来ではないか」と言った。コロナで一気に広まったリモートワークは、今後世界の主流になるだろうと。
しかしながら、これはぼくの考えとは正反対だ。コロナをきっかけに全世界に広まったリモートワークは、逆に今バックラッシュが起きて大きく否定され始めている。
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