秋の中山開幕週のメーンは伝統のハンデ戦、京成杯AH(G3、芝1600メートル、13日)。マイル路線で活躍する古馬と3歳馬が激突する。
精神面が安定してきたヤングマンパワー
3歳馬のヤングマンパワー(牡、手塚)は、18キロ増だった休み明けの関屋記念で古馬相手に3着と地力を証明。平塚助手は「輸送で減るのを見越してつくったけど減らなかった。精神面が安定してきたね」と成長に目を細めた。アーリントンCで重賞を制覇し、G1のNHKマイルCでも勝ち馬と0秒4差の6着と善戦。54キロとハンデも手ごろで、平塚助手は「上積みもあるし、勝ち負けを期待」と力を込めた。NHKマイルCで2着のアルビアーノ(牝3、木村)、同レースで1番人気に推されたグランシルク(牡3、戸田)とともに「3本の矢」で古馬に挑む。
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