99年のスプリンターズS、01年安田記念を制した快速馬ブラックホーク(牡21)が急死していたことが、24日までに分かった。種牡馬活動を行っていたが、繋養先の本田土寿(つちとし)牧場(熊本県)で22日に体調が急変。死因は心臓まひだった。
01年、安田記念を制したブラックホーク
同馬は金子真人オーナーが所有した父ヌレイエフ、母シルバーレーンという血統の外国産馬。97年に美浦の国枝厩舎からデビューし、鋭い末脚を武器に厩舎に初G1をもたらした(半妹ピンクカメオも07年NHKマイルCを制覇)。通算成績は28戦9勝。現役引退後は02年から北海道の社台スタリオンステーションで種牡馬入りし、その後は07年にブリーダーズスタリオンステーションへ移動。12年から熊本県の同牧場で種牡馬生活を送っていた。本田氏は「ずっと元気にしていたんですが、本当に急でした。近くを牝馬が通ったときに興奮してしまい…、獣医師が見てくれて、心臓まひということでした。今年生まれた産駒もいるし、今年種付けした牝馬も3頭に受胎が確認できてます。重賞を勝った馬の近親もいるので、その子たちに期待したいです」と残念そうに話した。
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