「おしゃべりアベマ野郎」こと大沢ケンジ師匠が「攻撃的なマインド!! 朝倉兄弟というヤベー奴」を解説!
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・テイクダウン神話の崩壊……「打撃の時代」になれば日本人は有利になる
――和術慧舟會HEARTSでも練習されている朝倉未来選手がRIZIN愛知大会の日沖発戦で衝撃的な勝ち方をしましたね。
――成長を実感していたところでのRIZINだったんですね。
大沢 未来の今後に期待できるのは、日本人格闘家にしては珍しいスタイルというか、「どこでも勝負してやる!」という攻撃的なマインドですよね。だから打撃でもあそこまで振り切って打てるし。これはボクの持論なんですけど、日本人に関してはグッラプリングの選手のほうが上に行きやすい時代ってあったと思うんですよ。
――寝かせればなんとかなる、みたいな。
大沢 日本の練習環境はいまでも組み技の比重は大きいですし、アマチュアは寝技の選手のほうが勝ち上がりやすいんですよね。なぜかというと、アマチュアレベルだと寝技の実力差が出やすいから。組まさないで打撃が打てるようになるのって時間がかかるし、アマチュアレベルでは習得が難しいですね。
――だからグラップラーが有利なんですね。
大沢 いまパンクラスで戦っている堀江圭功みたいな伝統派空手の選手も出てきますけど。で、寝技で一本極めてきた新進気鋭の組技師がプロでどうなるかというと、簡単には取れなくて1回目の壁にぶつかるんですよね。
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