Omasuki Fightの北米MMA抄訳コラム「MMA Unleashed」――今回のテーマは「ニュース特集:アメリカの大学スポーツ部でも不祥事! 学生時代のマーク・コールマンもセクハラ被害を受けていた!」です!


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“赤い処刑マシーン”、ケインが市長に当選、MMAからも相次ぐ政界進出

WWEプロレスラーのケイン(本名グレン・ジェイコブス、51歳)が8月2日、テネシー州ノックスカウンティ(郡)の市長(正確には郡長)選挙で当選を果たしたと、レスリングオブザーバーが報じた。

同カウンティは人口45万人、テレシー州の東部に位置し、工業都市ノックスビルを含む都市圏を形成している。共和党の地盤が強く、ケインも共和党から出馬している。

日本ではそれほど珍しくないプロレスラーの政界入りであるが、米国ではあまり例がなく、1998年にミネソタ州知事に当選したジェシー・ベンチュラに次いで、ケインの市長職はプロレスラーとして史上第2位の高官となる。

ちなみにベンチュラは民主党でも共和党でもない、第3党候補として当選を果たしたものの、両党との関係構築に苦しみ、知事としてはこれといった評判は残せないまま、1期を務めあげた段階で再選には出馬せず政界から引退している。

米国のプロレスラーで公職に転じた他の例としては、スコット・スタイナーがジョージア州チェロキー・カウンティの教育委員会役員、マット・モーガンがフロリダ州ロングウッドの区議会委員を務めている。ジェリー・ローラーはメンフィス市長に2度立候補したが落選、ボブ・バックランドは2000年に米下院議員選挙に、リンダ・マクマホンは2回米上院議員選挙に出馬したが、いずれも落選している。

ケインは選挙運動期間中にはプロレスラーであることをあまりセールスポイントに使わなかったとされるが、当選後の挨拶では、「私のようなプロレスラーが選挙というノーホールズ・バード(ガチンコ)の試合に出て、そして勝ったんだ!」という言葉遣いで喜びを表現している。

ケインには政治家としての経験はないが、個人的に熱心に政治活動に取り組んできたとされ、政治的にはリバタリアンの立場を取っている。


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