片岡義朗ブログ

再掲「SOLLAD」鎌苅健太・林明寛・小笠原健くん2015/12/24@笹塚ファクトリー

2016/10/31 12:36 投稿

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2015/12/29

11:35 pm

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「SOLLAD」を観た。鎌苅健太・林明寛・小笠原健くん出演、24日クリスマスイブ公演。
芝居はとても分かりづらかった。
何が言いたいのか難解といってもいいかもしれない。

幽霊がいるという友人の部屋に出かけた主人公が、
友人たちの中にも幽霊が見える人と見えない人、
その部屋を賃貸しようとする単に部屋探ししている人、
その部屋を貸してくれた不動産屋、などの一つの部屋に何人かが集まり、
その部屋に居ついていた幽霊と主人公とその他の人間の間にドタバタがあり、
いつの間にか自分が幽霊になっていることに愕然とする、
という「シックスセンス」の構造をそのまま借りてきた芝居だった。

こういう芝居は俳優たちはやりにくかっただろうと思う。
実際は死んでいる設定だが、死んでいることを自覚していない人間、
ってどうやって気持ち創るのだろう。
周りの人間には主人公が死んでいることを分かっている人間もいて、
その人は実際は死んでいる主人公にどうやって接するのだろう。
観ていて途中からこれはシックスセンスだなと分かってくるのだけど、
そこを分かってしまうと、舞台上の俳優たちの演技が白々しく見え、
観客としてはしらけてしまう。
俳優たちもどうも割り切れない思いで舞台上に立っている感があり
無理やりの演技でストーリーをこなしているように見えた。

演劇志したからにはこういう人間の生き死にという重いテーマの芝居創りたいんだ、
という気持ちは理解する。
しかもそれをストレートプレイで真向から芝居にしようという意気込みは応援したい。
でもだったら既存の有名な映画の翻案ではなく、
その意気込みでオリジナルのストーリーを作り、
途中でネタバレしないように観客をしらけさせないようなドッキリ脚本に挑戦してほしい。

ケンケンと久しぶりに会った。
元気な様子でイブなのに芝居終わりでアメスタに駆け付けるというのでほんの立ち話しかできなかった。
でも会うなり「おじいちゃん!」と言ってしっかりきついハグしてくれた。
ハグはいいけど「おじいちゃん」は無いだろう失礼な(笑)でパチリ。

イブの夜、付き合ってくれたのはアッキーとオガケン。
アジアンパブでビールがばがばし、次があると去っていった林くん、
もう一軒とイタリアンに付き合ってくれたオガケン、
二人ともいいやつです、イブに僕と飲むなんて。
酔ってしまい写真無し。

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