駒村圭吾慶應義塾大学法学部教授
山尾志桜里衆院議員
駒村教授は恐るべき学者で、
安保法制についてこのように述べている。
駒村教授は恐るべき学者で、安保法制についてこのように
述べている。
「安保法制とそれをめぐる議論を憲法学者が『違憲』と
見ているのは、九条に反する違憲行為であるという意味と、
憲法を尊重し擁護する姿勢に欠け、さらにそれを毀損する
言動を繰り返すという反立憲的な態度を政権与党が
取り続けているという意味の二種がある。」
さらにこうも言う。
「未完である“九条の環”を完結させるには、
憲法改正あるいはそれに匹敵する熟議が不可欠であり、
それを伴わない“戦後レジームからの脱却”は白昼夢に
終わるだろう。」
「立憲的改憲」を国民運動に
広げようという
ゴー宣道場の挑戦が、
いよいよ始動します!
記入項目は…
タイムシフトや動画で後日
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コメント
こぴゃる 女 京都府 33歳
動画で視聴しました。
駒村教授のお話、まさか貧ぼっちゃまを手掛かりに、憲法のお話を始めるとはとても以外でしたが、お話に引き込まれました。
そこから一気に難易度が上がり、「会場の皆さんが見ているテキストがほしい!」と思いながら、砂川判決について聞きました。
一番の要点とおっしゃっていた、「政治性が極めて高く最高裁で法的判断ができないものは、内閣、国会に第一次的に判断を委ね、さらには国民の政治的批判に委ねられる。」という部分、初めて知り、重要な部分だと思いますが、同時に不安もよぎりました。
今後このような事件が起こった時、私も含めた堕落した国民に、政治に対して当事者意識の薄い国民に、まともな政治的批判ができるのか、しっかり考える姿勢をとれるのか。
現在進行中の憲法問題においても、最終的に国民投票なのだから、まさに国民がどんな態度を取るか試されるのだと緊張しました。
2部の質問前の駒村教授と木蘭さんのお話も、印象的でした。
日本史上初めての改憲議論にも関わらず盛り上がらない理由、メディアと大学の言論の自由における役割とその現状についてと、安倍政権がメディアを通して行っている、感情で揺さぶって深く思考させない作戦について、本当にその通りになっていますね。
改憲議論がスタートしてることすら国民はよく知らないまま、ゴール(国民投票)直前で「さぁどっちにする?」と国民を驚かせて慌てさせて、なんてことだけには、それが安倍政権の狙いなのでしょうが、絶対にしてはならないと思いました。
② 第2部について
まずは山尾議員の決意のほど。その魅力を振り撒いて応援したいという気にさせてくれるんだから、敵いません。
新しいものというのは、どんなものでもいきなり人々に受け入れられるというのは、難しいというのは私も身に染みて分かります。
私は或る研究者で、新しいものを追究し過ぎて、誰もついてこれなくなって、異端扱いされてます。
『新・堕落論』のテレビやスマホの話みたいに(まだ私は二周目ですが)。
便利で手放せないですが、SNSで誰かと繋がるとか、そんな新しさには私も全然ピンとこないです。
よしりん先生も同じかと思ってちょっと安心(話がズレてきましたか)。
しかし、要領の悪い浮世離れした私ごときの酔狂とは違って(一応、日本の未来のための研究ですが)、
山尾議員の立憲的改憲は今まさに日本に必要とされているもの。
最初こそ拒絶反応があったって、絶対支持は得られるはず。
というか、支持を得られるようなものをしっかり作っているはずでしょう。
具体的にどういうものなのか、まずは見てみないと先に進まないのですけれども・・・。
よしりん先生の熱弁も本当に説得力と真実味に溢れたもので、
成程!こういう感じで安倍改憲の危険性と立憲的改憲の必要性重要性を語っていけばいいのか!と、
大変参考になりました。
そして駒村教授の[主権を有する国民の政治的批判]の砦としての大学とメディア、
その役割とその萎縮、衰退、凋落についてのお話し、
非常に興味深い話を頂戴しました。
貧ぼっちゃまなんて一見型破りながらも絶妙なことを言うと思えば、
やっぱり学者らしくしゃちほこばってしまうようなことも繰り出してくる。
なるほど笹先生がノックアウトされるほどのモノはある、みたいな。
安保法案の時の長谷部教授の一言で風穴が空けられた、という話は学者という存在における一つの希望か!面白いです!
一人目の質問者に対する回答、ちょっとネット視聴だと聞き取りにくかったのが残念でした。
かなり重要な話に聞こえましたが?
今後の戦略についてあれこれ仰ってましたが、
結局は山尾議員の立憲的改憲案がどれだけのものかが鍵だと思います。
護憲と安倍改憲の間にねじ込んで、どれだけセンセーションを巻き起こすか。巻き起こせるものになっているか。
影響力ある著名人たちをどれだけ味方につけられるか?
(生憎、私にはそういう知り合いはいませんが)
国会が安倍改憲なんてそっちのけで、この立憲的改憲で連日議論百出、侃々諤々、喧喧囂囂となるほどになれば、
話題性十分、毎日報道されることにもなり、市井でもそこかしこで話し合われるようになる。
だって憲法はすべての国民が当事者となりうるわけですから。
今後の議論でそういうところを詰めていけたらいいのではないでしょうか。
慎重になるのは分かりますが、そろそろ議論できる形にして提示して頂きたいなあ。
でないと、私も考えようがないですから(催促しているみたいで恐縮ですが)。
枝野代表がやって来るかどうかではないと思います。
僭越ながら申し上げますが、そういうのは私の好みではないです。惰性、堕落した考え方に思えてしまいます。面白くない。
「俺にも一言言わせろ!」「一席ぶたせろ!」「立憲民主党代表のこの俺をほったらかすとか、そんなわけねぇだろが!」
と枝野代表がたまらなくなってしまうくらいのものをこしらえましょうや、といきたいものです。
そこのところ、もっと攻撃的に、それこそ凶暴にグイグイガンガン攻めていって頂きたく思います。
枝野代表を巻き込めないようなもので、どうやって世間に立憲的改憲旋風を巻き起こすってんだい!みたいな。
何かを新しく創り出すためには、持てる知恵と知識を総動員すること、
即ちアイデア・発明とはその人の人生経験・蘊蓄の結晶。議論するなら幾人分の。
これ程の知的活動はないわけで、果たして山尾議員とゴー宣道場はどこまでやってしまうのか?
私の研究も、言わばルール・法則作りですみたいなものですから、
立憲的改憲議論は私のその本領とすごく似たがあるものでして、
無限に書けそうだぜって勢いでついつい躁状態みたくなってしまいましたから、
そろそろ終わりにします。確定申告あるし(なんちゃって)。
③ 全体的な感想
議論についてはもう十分書いたと思いますし、
敢えて、議論とは全く関係ないことを、恐縮ながら書かせて頂けるなら、
笹先生が「関東圏外からお越しになった方ってどれくらいいますか?」と、聞いていますが、
僭越ながら申し上げさせて頂けるなら、
もうちょっと、踏み込んで頂きたいなあと。もどかしい、歯がゆいなあと。
「うちの方で道場開催してくれたらいいのになあ、と思っている方は?」
「カレーせんべいさんの地方道場開催に関心のある方は?」
あまりあざといのは流石にやりにくいでしょうけれども、
笹先生ならポーカーフェイスでもっと巧妙に誘導したりできたりとか?なんて。
④ 今後「道場」や「ネット道場(動画)」で取り上げて欲しいテーマ(企画)があればご記入ください
前回の道場を視まして、色々質問してみたいことがあったのですが、
何せ視聴したのが一月半ば過ぎで、遅すぎと思いましたので、
今回、ここに書き出しておくことにしました。ご了承よろしくお願いします。
何らかの形で回答が示されたら、身に余る光栄すぎて昇天しちゃうかもですが。
前回の第2部冒頭で、高森先生が仰っていた皇室会議の件についてですが、
例えば今回宮内庁長官の代わりに菅官房長官が入り込んできたみたいな、
あってはならない不備があった場合、
その会議の内容は憲法裁判所の裁量で無効になるとか、
当事者である皇族の方には拒否権行使が認められるとか、
ああいうことが起きないようにどうにかできないものなのでしょうか?
モリ・カケ問題のようなものを起こさせないために例えばどのような手を打てるのか?
安倍明恵夫人や加計孝太郎氏を憲法裁判所の権限で証人喚問できるようにするとか?
内閣不信任も憲法裁判所の権限で、みたいなこともできるように?
モリ・カケ問題なんて、権力の暴走の身近ないい例なのですから、
これを見事に料理してしまえば支持が増えるのではと思いますが、いかがでしょうか?
安倍政権のように、権力の側からメディアへ何らかの働きかけ、会食とか、そういうのをできないようにとかは?
メディア側からすり寄ってくる権威主義としての政治体制はともかく、
権力の側に一定の配慮というか、そういうのは憲法でどうにかできないものなのでしょうか?
憲法には罰則規定はないということですが、
例えば政権が違憲の状態であるなら、それが解消されないうちは、
例えば法案を国会に提出とかできなくなる、みたいなことはできないのでしょうか?
例えば共謀罪は違憲であると、憲法裁判所の判決が出て、
それが廃案にならないうちは、それに賛成票を投じた議員は資格を一時停止みたいな。
違憲の状態だと、内閣も権力の行使に制限、或いは剥奪みたいな。
ただそうなると停止された権力はどこの誰がその権限を握ることになるのか?
ということにもなってきますか?
男性 50代 神奈川県 会社員
Ⅰ.視聴の目的について
小林先生のファンだから。加えて、憲法について、どのような事態が起こっているのか考えておきたいからです。自分も猿のまま手を拱いているわけには参らないと思っております。
Ⅱ.感想
1.第一部
砂川判決が、実は(不完全ながらも)民主主義のルールを追認しているのだ、という点が明確でわかりやすかったです。貧ぼっちゃまのたとえも。同時にその中に潜む日本のかなしい現実と、矛盾点に関しても、西部邁氏が「属国に生まれ、属国に生き、属国に死んだ」無念さとタイアップして感じられました。山尾志桜里議員の、自衛権・交戦権解釈についても、細かいことだけれども、苦労をされているのかと知り、つくづくこの辻褄の合わないことだらけの世界に、暗澹たる気持ちになりました。まけても良いいくさはないですし、あとの方の内容とも重なりますが、負け方も大切だと思います。特攻で散っていった人たちも、後のことを考えて行動したのに、私たちがそれを生かしてゆけないのでは、死んでも浮かばれないと思うのです(ライジングコメント欄への西部さんへの追悼の言葉も、そのような気持ちで記しました。)
2.第二部
山尾志桜里議員危懼されるように、あれでは安倍加憲案が中道で、ほかが極論に見えてしまいます。枝野さんが先生に嘘をついていないか否か、5月3日が気になります。「台湾論」の話が出てきたのは少し意外でした。そこまで考えていなかったからです。でも、むべなるかな、です。人治主義ではなく、立憲主義でないと、支那の中華思想の二の舞になってしまうと思いました。鼓腹撃壌は、ギリシャのアテネの衆愚政治につながりかねないと思います。まづは考えないといけないのでは。我思う、故に我あり、とデカルトもおっしゃっております。「ニュース女子」の話ともつながりますが、さうさう何度も改憲できるものではないし、次があったとしても、現状が一般大衆の間でもまるで盛り上がっていないように、それ以上に活動的ではなくなると予想できます。
駒村先生が、私立大学の学問の独立のことまで触れられたことに、非常に感銘を受けました。
3.全体
繰り返しになりますが、かりにまけてしまったとしても負け方もあるでしょうし、それ以上にまけられない合戦だと思いました。日本人が自身で憲法をつくる、という一大事をもっと真剣に、身近なものとして私たちは受け止めてゆかないと。真田丸のようになってはならないです。先にあげたことと矛盾するかも知れませんが、護憲を唱える人も、立憲的改憲論の結果が気にいらなかったら、その後で「立憲的に」出してみれば良いのです。その中に良いものがあれば、おのづと受け入れられて、選挙改憲のようにもなるかも知れないです。
倉持先生の、政府による蚊取り線香の例えはわかりやすかったです。こんなのに騙されてはいけないです。漫才の人たちも、自分らの発言が世の中をかえるかも知れぬという自覚を持って発言して欲しいです。安倍の食事会などキャンセルするか、ただ飯位に思えばいいではありますまいか。ペンは剣よりも強し、です。
ウーマン何とかという人は、自分の所業が廻りから笑われている、という恐怖感を感じたことはないのでしょうか(漫才のネタ、ということではなしに)。
4.今後とりあげて欲しいテーマなど
毎回記していることなので、省略します。新しいことをつけ加えるとするならば、漫画やアニメや藝術が歴史や社会に及ぼしてきた影響とか、男女問題や文学のことなども、もう一度掘り下げてみて欲しいです。
以上、つたない文面ですみませんでした。
(ID:13120218)
男性 48歳 長崎県
1.参加(視聴)の動機(目的)は何ですか?
現在、与党が打ち出している改憲案の可謬を詳らかにし、有効な対案を現状を見据えた上で打ち出していく上に置いて、
専門家としての忌憚のない御意見を、憲法学者である駒村圭吾先生に学びたいと思ったことと、
山尾志桜里議員、倉持麟太郎弁護士の立憲的改憲案へ向けての進捗状況を聞きたいと思ったからです。
2.今回のゴー宣道場の感想をお聞かせください
① 第1部について
駒村圭吾先生の「おぼっちゃまくん」「びんぼっちゃま」を例に挙げた民主主義の問題点、自民党「加憲」案の矛盾点・そしてその危うさについての話は分かりやすく、
為になりました。
また、安倍晋三内閣の2015年の政府見解でも取り上げられた、1972年の田中角栄内閣における(1)憲法は必要な自衛の措置を禁じていない
(2)外国の武力攻撃によって急迫、不正の事態に対処し、国民の権利を守るためのやむを得ない措置は必要最小限度にとどまる――との基本的論理を示し、
「集団的自衛権の行使は憲法上許されない」と結論づけた政府見解については、不勉強なところもあったので改めて確認させて戴きました。
また砂川判決についての話も興味深かったです。
② 第2部について
山尾志桜里議員が現在進めている立憲的改憲について、立憲民主党の代表である枝野幸男議員は、今後どう考えて行かれるつもりなのか、
小林よしのり先生の話でも出てきましたが、このまま支持者である護憲派に阿ってしまうのか、或いは自らが立憲民主党を立ち上げるにあたって、
自らの軸とされた理念・思想にもう一度立ち返るのか、それに注目する上で、5月がどうなるのか今から楽しみです。
また、「台湾論」の時の話を出されて、台湾でもしも有事が起こった場合、現憲法による自衛権の縛りだとどうなるのか、
また、自民党の加憲案が通ってしまった場合での自衛権の縛りだとどうなるのか、立憲的改憲案が通った時はどうなるのか、
リアルな想定が出来るお話でした。
③ 全体的な感想
憲法を、権力を縛る法規として改めて位置付けることこそ、本当の「護憲」ではないのか。
憲法の「文字」を護らずに、「価値」を護って行こう、という山尾議員の提言が響きました。
自衛隊が「戦力」なのか「実力組織」なのか、ということも、文字に捉われたお為ごかしでしかなく、
諸外国からすれば、自衛隊は軍隊であり、戦力であること、
しかし、実情として軍隊と呼ぶには制約が多過ぎるし、他国の軍であれば当たり前にあるような取り決め(「軍法会議」など)も不十分、
その状態で、名前だけが憲法に記されてしまった場合の恐ろしさ、ということを、もっと広く考えていかなければならないと思うし、
マスコミも取り扱って欲しい問題だと痛切に感じました。
④ 今後「道場」や「ネット道場(動画)」で取り上げて欲しいテーマ(企画)があればご記入ください
現在「ゴー宣」及び「ゴー宣道場」で扱っている喫緊のテーマ「皇統の安定的継承」「憲法改正」については引き続き扱っていって欲しいですし、
そのテーマを深化させていく為に、扱わなければならないようなテーマが出てくれば、扱って欲しいです。
男尊女卑や、「八つ墓村」的な因習からくる弊害も、そのテーマに入るのかなと考えます。