地域をつなぎ、生活を支え、人と人との心をむすぶ存在としての“道”。多くの人に心地よく笑顔で過ごしてもらうとともに、道やクルマが紡いできた人や地域との温かい繋がりに想いを馳せることのできる場所を目指したものです。
まだ知らない道の、その先につながる魅力への入口として、「和スイーツ」をシグネチャーメニューに用意。日比谷を起点に、それぞれの餡の色と味わいで五街道を経て出会う土地を表現した「日比谷 五街道団子」。モリゾウがコロナ禍に出会い、心癒された愛知県・蒲郡の甘味処「秀月堂」のかき氷。また、「トヨタx道セレクション」として、地域の名産品を活かした期間限定メニューも登場。
さらに、“レース前のコーヒーは欠かせない”と語る日本を代表するレーシング・ドライバー小林可夢偉さんが監修したコーヒー・水出しコーヒー、モリゾウが日頃から愛飲する季節のフルーツを使ったこだわりのドリンクを「MORIZO SPECIAL」として用意されています。
店内は、広さのあるソファ席とテーブル席で構成されています。“道”とその先に繋がる世界を意識したアート作品、時間の流れとともにうつろう日比谷の街の景色など、ラウンジのような居心地のよさを追求したつくりです。
空間を囲むディスプレイは、各地域の多様な風土、モノづくりをテーマに全国を9地域に分けて構成。「クルマづくり=各都道府県のモノづくり職人たちの技能の結晶」として、日本各地で生産されている車両パーツを使ったオブジェも顔を覗かせています。カフェラウンジ奥部分はレイアウト変更できる機能を備えていて、今後イベントやパブリックビューイングなどにも活用される予定となっています。
さらに、この「LEXUS MEETS…」では、クルマならではの旅のたのしさを広げるきっかけとして、LEXUS車との時間を過ごしせる試乗体験予約も実施。季節や地域の魅力とともに道を楽しむ時間を味わうロングコースも新設され、より多くの人にとって旅の想像を膨らませるきっかけづくりとなることを目指しています。
トヨタが、東京ミッドタウン日比谷内「LEXUS MEETS…」を、和スイーツと日本各地の魅力を楽しむカフェラウンジとしてリニューアルオープン。こだわりのカフェメニューのほかに、可変可能な空間を設けることで今後パブリックビューイングなども実施可能になるなど、さまざまな形でのコミュニケーション施策の場として機能する要素を備えています。
モーターショーがモビリティショーとなるなど変化の目覚ましいモーター市場。従来の自動車・クルマという枠組みにとどまらないモビリティとの関わり方が問われる中で、最新情報の発信源として、今後どのように効果的に活用するのか気になる施策となっています。
単に移動手段というばかりでなく、道の先、人と人を繋げてきたこれまでの軌跡を大切にしながら、新たなブランディングアプローチを模索する取り組みとなっています。