これまでも「志」の字が多いことで話題に上がる志布志市ですが、今回はまちの名前だけではなく、市民がもつそれぞれの「志」にも注目してほしいとの想いからスタートしたシティプロモーションとなっています。
志布志市は、鹿児島県に位置し、年間を通して温暖な気候が特徴です。その温暖な気候に合わせ、霧島山系由来の地下水がシラス台地を通して豊富に湧き出ており、代表的なウナギの養殖や南九州随一の農畜産物の生産にとって最高の生育環境が整っています。
また、黒潮海流に面した志布志湾では豊富な魚介類が水揚げされ、志布志市はグルメでまちづくりを推進するなど、活気に溢れています。また市内には多くの神社や寺院があり、4月には鹿児島三大祭の一つでもあり、江戸時代から続く「志布志お釈迦まつり」が開催されます。
そんなまちのシティプロモーションとして、まずは志布志市の志あふれる市民3名を、東京メトロコンコースビジョン16駅22エリア、計452面にて2024年3月25日(月)から31日(日)までの1週間掲出します。さらに、志布志市民の「志」特設ページを開設。こちらの特設ページでは、志布志市民それぞれが持つ「志」が語られています。
志布志市「志」特設ページ:https://shibushi-kokorozashi.jp/
国内だけでなく、有機栽培で海外にも販路を広げるお茶農家、会社員の傍らウミガメの保護活動を続ける方、50名を超えるボランティアが在籍する子育て支援センターで活動をされている方に注目し、それぞれの「志」について語ってもらっています。
これら一連のプロモーションを通じて、志あふれるまち志布志市の周知に加え、志布志市の魅力を市外へ発信するとしています。
日本一「志」の多いまち「志布志市」のシティプロモーション。そのインパクトの大きさもさることながら、地道にまちの魅力を伝えようとする施策を積み重ねることで、堅実なプロモーションとなっています。
すでにある特徴を最大限に活かして間口を広げながら、誠実なスタンスで地域の魅力を発信するシティプロモーションの好例がありました。
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