今回のコラボタクシーでは、タクシーの車体にティザービジュアルのピンクをあしらうなど特別な装飾を施しています。また、車内では、タクシーサイネージメディア「GROWTH」から映画の予告映像を放映するほか、マナーCM・WEBCM・テレビCMなどの『変な家』に関連する映像コンテンツを多数楽しめるようになっています。
さらに、劇中に登場する柳岡さん(DJ松永)が雨宮(間宮祥太朗)へ相談を持ち掛けた【変な家】の間取り図を限定200枚配布。オリジナルティッシュの配布も予定されており、車内のサイネージではあなただけの変な間取りを提案してくれる“あなたの「変な家」診断”が登場するなど、作品の世界観をフルに楽しむことができる移動空間となっています。
そして、今回の走行期間中に「“変な”タクシー」を「乗車」もしくは「見かけた」方が、「#変なタクシー」をつけてX(旧Twitter)へ投稿することで応募できるキャンペーンも実施。投稿者の中から、抽選で6名に映画『変な家』オリジナルグッズがプレゼントされます。
コラボタクシー自体は登場以降、数々の作品とコラボしてきたことで定着しつつある広告メディアです。しかし、今回は従来の車体ラッピングや車内サイネージといったメニューから、映画にちなんだコンテンツの提供や間取り図にティッシュの配布といったものまで広がりました。
小技のようなカスタム施策ですが、積み重ねられることで、より映画の世界観に浸れる施策へと進化しています。たった一台のみという希少価値も、見つけるか乗車することでプレゼントキャンペーンに応募できる仕掛けにうまく誘導されている印象です。今後もタクシーという移動空間を、エンタメでどう演出していけるのか気になる施策がありました。