3分弱の長尺動画は、毎朝親子で登校する父と娘のシーンで幕を上げます。もっと父親と一緒に過ごしたいと願う娘ですが、仕事が忙しい父親からするとその時間を取ることは難しいようです。そんな中、車の中に忘れ物をすると父親がわざわざ届けにきてくれることに気が付きます。
来る日も来る日も、手を変え品を変えさまざまなものを車の中に忘れ続けることで1秒でも長く父親と過ごせるようになった娘。その過程を通じて家族と一緒にいる時間の大切さを思い出した父親は、春節にピザハットを注文しみんなで食事を分け合う喜びを噛み締めることができたようです。
デリバリー、すなわち自宅で食べることができる“シェアを前提とした食品”の代表格であるピザ。そんなピザのおいしさや利便性だけでなく、情緒的な価値を春節という大きなイベントに合わせて訴求することでブランド価値向上を図った意欲的な事例でした。
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