株式会社講談社は、朝日新聞、毎日新聞、讀賣新聞にて2024年元旦新聞広告を実施しました。昨年に国民的ベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』のギネス世界記録認定、初のアニメ映画化、そして42年ぶりの続編『続 窓ぎわのトットちゃん』の刊行などで大きな話題を呼んだ黒柳徹子さんを起用しました。

黒柳さんのおなじみのヘアスタイルをアレンジし、鏡餅に見立てたビジュアルが特徴となっています。いつも明るくチャーミングな黒柳さんのイメージとともに、元旦らしい雰囲気が伝わるおめでたいビジュアルに仕上がっています。

メインコピーは、「物語を、どうぞ。」戦前、戦後の激動の時代から、高度成長期、そしてグローバル化が進んだ今日まで黒柳さんが歩んでこられた道のりをあらためて振り返ってみると、それはまさに物語そのものです。数々の不可能を可能にしてきた黒柳さんの物語は、多くの人々の人生にたくさんの影響をあたえてきました。

その生き方にとても共感し、講談社のブランドパーパス、「Inspire Impossible Stories」に重ねて制作されたものとなっています。また、元旦広告にあるQRコードを読み取ると、黒柳さんが年頭挨拶とともに、手に持っている『続 窓ぎわのトットちゃん』の書籍が空へと羽ばたいていくスペシャルムービーが楽しめる仕掛けとなっています。

2024年の元旦新聞広告にも、さまざまな業界から趣向を凝らしたビジュアルとメッセージが紙面を飾りました。そんな中、昨年の話題作で脚光を浴びた黒柳徹子さんのヘアスタイルを、元旦らしい鏡餅にアレンジした大胆なビジュアルは一際目を引くものとなりました。

紙面ビジュアルは大胆かつシンプルにしつつも、QRコードから動画への導線も用意されているところもポイントです。おめでたさと自社ブランドメッセージの発信を見事に融和させた新聞広告事例といえそうです。

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