動画の舞台となるのはホリデーシーズン真っ只中のとあるレストラン。店先で家族に対して家に帰れないことを告げる男性のシーンで幕が上がります。キッチンの中にはたくさんの調理師がいて、直前の描写からそれぞれ家族がいるものの、真剣な眼差しでディナーの準備をしています。シェフの掛け声に対して元気よく答えつつ、常に手を動かし続ける姿はプロそのもの。日頃の生活の中で意識する場面はそう多くないかもしれませんが、わたしたちの生活がどのような人々に支えられているのかを痛感させられます。
レストランの開店時間が近づくにつれキッチンの熱気も増していきます……が、最初の来店客を出迎えるために入口へと向かったスタッフが目にしたのは、自分の家族でした。この日の来店客はすべてレストランに勤務する人々の友人や大切な人だったのです。誰かが休むということはその代わりに誰かが働くことで社会が回っている、そんなメッセージをエモーショナルに打ち出すとともに、Protergiaはすべての人々を支える存在でありたいという願いが込められたホリデーCMでした。
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