今回新たに選ばれるデザインは1959年に初めて登場して以来、9代目にあたります。今回は、これまでのリニューアルがマイナーチェンジだったのに対し、いわばフルモデルチェンジとも言えるほど大胆な変更になっています。昭和風のほのぼのとした素朴なイメージから一新され、中には近未来を感じさせるデザインも。また、髪や服などが赤色・青色でしっかり区別がされています。
これらの新デザインは「ワクワクする気持ちを原動力に、チャレンジ精神が旺盛な性格。失敗しても決して諦めない気持ちを持つ」をコンセプトとしていて、より不確実性が高まっていく未来に向けた、同社の大きな覚悟とも受け取れます。
新しいヤン坊マー坊は、12月7日までの間に得票数を最も多く集めたデザインが採用され、24年1月より同社のウェブサイトで発表予定。
より幅広い層や国・地域において「心を動かし、未来を動かす」キャラクターとして活躍の場を広げていく予定です。また、同社のパーパスである“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現に向けた取り組みの一つとして今年6月に制作が発表されたオリジナル商業アニメ「未ル」にも登場予定ということです。
SNSでは「カッコイイ」「時代の流れだな」といった声の一方で、「今のままが良い」「変えてほしくない」といった声も多数あがっています。それだけこれまでのヤン坊マー坊像が定着し愛されてきたことの裏返しとも言え、今後新しいヤン坊マー坊が以前のように受け入れられるために、どんなコミュニケーションをしていくのかにも注目です。