「どんな店でも黒字になる」ことが名前の由来と言われるセールの祭典、ブラックフライデー。国内でもECショッピングモールや大手商業施設など、多くの企業がセールを実施し、消費のメードが一気に加速します。一方で大量消費、大量廃棄を招いているとして、サステナビリティの観点からブラックフライデーを問題視する声もあります。
同社の調査によると、セールで安いからと衝動的に購入したものの、「イメージと違った」「着る機会がない」「衝動買いだった」という理由で廃棄されてしまう衣服が多いという結果に。普段より安いからと、必要以上の消費が生まれていることが伺えます。一方で、オーダーメイドの衣服には愛着があり、リサイクルやリユースしたいという意向が高いこともわかりました。
これを受け、今回の「WHITE FRIDAY」では、購入した商品に愛着を持ち、大切に長く使いたいと思ってもらうための、「知る」「伝える」「つながる」の3つの企画を実施します。
▼「知る」では特設サイトの対象商品紹介ページに掲載された、生地生産元のこだわりや想いなどが綴られたストーリーを読んで注文することで10%オフのクーポンが特典に。
▼「伝える」では、公式Xで出題されたクイズに答えてリポストすると、正解者の中から抽選で1名に10万円のオーダースーツがプレゼントされます。
▼「つながる」では、該当商品購入者を対象に、その生地が作られている工場での商品受け取りと工場見学ツアーを体験できます。(希望者多数の場合は抽選)
ブラックフライデーという世の中の潮流から「大量消費」という課題に着目し、生地製造工場のストーリーとともにブランドの独自性である「オーダーメイド」の価値を高める文脈形成が見事な事例です。