同社の調査によると、大掃除のシーズンに捨てられる可能性のある不用品は国民一人あたり約8.5万円。さらに約5割の人が「実家に不用品がある」と認知しているということが明らかになった一方、「実家に保有している不用品に価値がない」と考えている人が半数を超えるなど、まだまだ実家にあるかくれ資産を活用しきれていない現状が見えてきました。
こうした実態を背景に、年末年始の大掃除を前に自宅や実家にある不用品の価値を見直すきっかけとして企画された「ウチの実家」施策は、実家にありそうで懐かしく、メルカリでも出会えるモノ500点以上で構成された、擬似実家を体験できる施設になっています。
「ウチの実家」にならぶアイテムはすべて「メルカリ」で出会えるモノばかり。実家の中を探索していたら、自身の実家の不要品の意外な価値が発見できるかもしれません。
内部は居間、床の間、台所、兄弟部屋の4部屋で構成され、それぞれの部屋は誰もが懐かしいと感じるモノや、「スーパーファミコン」や「PHS」、「プリクラ帳」など昔流行ったものが所狭しと並びます。懐かしさに浸りながら自由に過ごすことができます。
さらに、本物ではないけれど本物のような家族写真を撮影することができる“擬似家族”もスタンバイ。寡黙だけど好奇心を忘れないお父さんと、優しくて世話焼きなお母さんが出迎えてくれます。「ウチの実家」内で撮影した写真を「#実家にありそうな懐かしいもの」と共にご自身のSNSに投稿すると、お母さんから懐かしのドリンクがもらえます。この他、来場者特典として、モノを一時的に保管しておくためのエコボックス、学生時代を思い出すプロフィール帳を模したメモ帳などがプレゼントされます。
いつも時流やトレンドに乗ったユニークな視点で循環型社会の実現に向けた施策を打ち出すメルカリ。この「ウチの実家」も、年末の大掃除シーズンという季節性や近年のレトロブーム、実家を没入型施設にしてしまう意外性など、話題作りのヒントが詰まった施策となっています。