このTVCMでは、歌番組風のセットで明和電機の土佐信道社長たちによる「三協アルミの歌」とダンスが披露されます。
リズミカルな楽曲ですが、実はその演奏に使われているのは、廃棄予定のアルミ材で製作したオリジナルの楽器。明和電機の土佐社長自身がアルミサッシの製造工程で発生したアルミ廃材をひとつひとつ叩いて音を確認し選別し、長さやカット方法も試行錯誤したことで多彩な音が再現できる楽器に生まれ変わらせることができたということです。また、楽器はコンピュータ制御で動かしており、リズミカルで楽しいメロディを奏でています。
そもそもCM制作の背景には、三協アルミの「創業当時からのモノづくりへのこだわりをこれからも大切に、新たな挑戦をし続けて、これまで以上に暮らしや地域社会の役に立ちたい」という想いからプロジェクトが発足。明和電機も、「デビュー当時からモノづくりにこだわり、常に新しい方法論を模索している」ことから、それぞれの姿勢に互いに共感。「マジメにおもしろく、ものづくりを探求」したことで、今回のCMが生まれたということです。
仕上がったCMのキャッチーなリズムとメロディーで、三協アルミという企業を知るきっかけが生まれることに加え、さらに深い理解としてCMでは描ききれないところでのこだわりが新たなストーリーを生み、世の中とのさらなる接点になりうることを示す事例でした。