メタバースの本格的な登場に伴い、世界中の企業がバーチャル空間でさまざまな施策を公開するようになってから数年が経ちました。まだまだ冷めやらぬムーブメントの中で、南米のマクドナルドはアルゼンチン、コロンビア、メキシコ市場向けに大人気オンラインゲームRobloxとのコラボ企画を公開しました。
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ブロックが構成する世界の中を自由に冒険できるRobloxは、全世界で5000万人以上ものプレイヤーを誇り、誕生から15年以上経つ今もなお根強い人気を誇るゲームです。現実世界の要素をブロックで再現できるという親和性の高さからしばしば企業のマーケティング活動でも利用されており、海外では公式コラボが行われることも珍しくありません。

そんな一大プラットフォームでマクドナルドが行ったのは、チーズバーガー、ソフトクリーム、フライドポテト、ソフトドリンクの4種類の島をゲーム内に作り、それぞれの島で専用のミニゲームに挑戦できるようにするという内容。ミニゲームの点数が一定ラインを超えるとその島の商品(チーズバーガー島であればチーズバーガーが、フライドポテト島であればフライドポテトが)を割引価格で注文できるようになります。

すべての島で高得点を出せば丸々1食分の割引を手に入れられ、ゲーム性の高さと直接的なインセンティブを組み合わせることでマクドナルドファンのみならずRobloxユーザーにもメリットがあるような仕組みにした事例でした。

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