今回のリニューアルでは麦汁の仕込み工程を見直し、麦本来のうまみを引き出すことで飲みごたえを向上させ、雑味・渋みを抑えた飲みやすい後口を実現しています。その結果、「麦芽のコク・苦味と、のどごしの良さがしっかりあっておいしい」「飲みやすく、後味が良くおいしい」といった好評の声が多く届いているといいます。
リニューアルしたパッケージには「一番搾り」で初めて“新”マークを缶の表面に記載し、4年ぶりに全国4都市でリニューアルした「一番搾り」を体験できるリアルイベントを開催するなど、ユーザーとの接点を拡大しています。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類へ移行し、社会が明るい方向に進みつつあるなかで、オフラインでのコミュニケーションが復活しています。コロナ禍で希薄になってしまった「人と人とのつながり」が再構築されていくことでしょう。キリン一番搾りが好調なことも踏まえると、これまで遠慮がちだった消費が解放される今年の夏は、アフターコロナの夏の商戦大合戦となりそうな予感に満ちています。この商機を逃さないよう、さまざまな業界で熱い戦いが繰り広げられるのか、勝者の戦略とともに注目したいところです。
※1:缶商品は1月製造品から、びん・樽商品は2月製造品から順次切り替え