韓国の自動車メーカー・Hyundai(ヒョンデ)が、英語圏からすると発音しづらい社名をフックにしたブランディング動画をイギリスで公開し、新たなステージへと向かう同社の進化を伝えると同時に、ブランド名そのものを覚えてほしいという思いを込めました。
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街中に佇むヒョンデの広告看板の前を通りがかった男性が、スマートフォンに向かって「ハイウンダイの住所を教えて」と告げ、“ハイ&ダイ”というヘアサロンへ案内されます。そう、ローマ字で「Hyundai」という同社を誤って発音してしまったことで、案内アプリが正しくアウトプットできなかったのです。

別の女性は“アイアン・ガイ”という名前の立像の前に案内されたり、“ハイエンド・パイ”という名前のパイを売る屋台に連れて行かれたり、発音が難しいブランド名ゆえの間違いが視聴者の笑いを誘います。

「もしあなたがわたしたちの車の素晴らしさやブランド名を知っているつもりなら、考え直した方がいいかもしれません」というナレーションが“ハワイアン・タイ”というネクタイ屋に着いた女性のシーンで流れると、立て続けに同じように発音を間違える人たちの様子が紹介されます。ラストシーンではヒョンデの車に乗っている女性が得意げに「ちなみに正しくはヒョンデ、だよ」と告げて動画は幕を下ろします。

海外マーケットで事業を展開する同社ならではの悩みを、ユーモアとして昇華させることで耳馴染みの良い、親しみさえ覚えるクリエイティブに仕上がりました。

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