夏の風物詩とも言える音楽フェスに参加した3人の男女が、遠く離れた友人にあの手この手を使って同じビールを届けるというストーリーで構成されています。
冒頭、音楽フェスのドリンクカウンターで缶ビールを4本受け取った男女3人組が映し出され、浮いた1本をカウンター越しに転がすと警備スタッフがそれを拾い上げて画面外に投げると、今度は飛行機の整備場に場面転換します。
整備士の男性からパイロットへと渡った缶は、今度は上空から映画の撮影スタッフの手元にいき、さらに多くの人を伝って、ついにビール缶は馬に乗った1人の男性のもとにやってきます。
その男性が真剣な表情で缶を見つめたかと思うと、道を走っていたバスの後部座席に座っていた女性へと渡し、わけもわからず缶を受け取る女性のスマートフォンの画面には冒頭の男女3人組が映し出されるのでした。
缶ビールの旅を大きなスケールで描くことで、離れた場所にいる大切な人と同じビールによって繋がれることを、夏のシーズンに合わせてエモーショナルに仕上げたブランディング動画でした。
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