「お金の管理について教えてくれてありがとう。あなたがわたしの代わりにお金を管理してくれていたから、いまのわたしがあります」と記されたバージョンでは、子どもの代わりにお小遣いを預かり、適切な管理をしてくれる母親への感謝を述べていて、貯金箱を模したトロフィーには「財務管理部門・優勝」と書かれています。
そのほかにも「あなた以上に値下げの交渉上手な人をわたしは知りません」や「わたしたちの健勝を願った祈りを毎日捧げてくれてありがとう。その祈りがあったからこそわたしは日々頑張ることができました」など、日常生活における学校教育では学べないような知恵をくれたことに感謝を述べています。
「夜遅くまで出歩かないようにね、悪い人たちと仲良くならないようにね、と常に言ってくれてありがとう:アドバイス部門・優勝」「小さい頃の思い出を彩るおいしい料理の数々をありがとう。あなたの料理以上においしいものをわたしは知りません:料理部門・優勝」「わたしが抱くすべての疑問に答えてくれて、わたしの知的好奇心を満たしてくれてありがとう:教育部門・優勝」――など、さまざまな行為に対し、表彰することで感謝を捧げました。
すべてのビジュアルには「わたしたちのいまの姿を作り上げてくれた、すべての超人(母親)たちを称賛します」というフレーズが刻まれており、年に1度のイベントを心温まる言葉とともに彩りました。