今、お酒を飲んでから寝て(「酔っ払って寝てしまった」んではありません。あれはジミヘンや江利チエミさんの命も奪った非常に危険な行為ですし、僕そもそもーー今日のテーマみたいな話ですがーー逆流性食道炎にかかりやすい、つまり、噴門部が開きっぱなしになってるんで、アルコールの酩酊が収まるまでは絶対に横にならないし、アルコールが入らなくても、食後は横にならないです)、お酒の悪いところは「一瞬は寝かせてくれるんだけど、2~3時間で起こしてしまうところ」だと思いませんか?思いわないか笑?
何れにせよ、加齢とコロナの挟殺によって「バンド仲間と、非常に大量に飲む」ということがNGガチンコになってしまったので、実に久しぶりでして(ウソ!ブルーノートの後にも打ち上げで8万ぐらい使ってしまった笑)、まあまあ「やっぱりコロナなんて早く明けて、みんなで飲みに行ける状態が戻って来ればいいな」なんてシンプルな結論ではなくて(笑。「みんなで飲みに行きたく」なったら、僕きっと戒厳令下でも行きますから)、っていうか、話逸れるんですが、ポストコロナに関して、以前「世論が二分される」という話を書きましたが、二分どころじゃないですね笑。
コメント
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>>12
いとうせいこうさんの噂だけの世紀末を今聞くべきなのか?それとも噂だけじゃないのかってのが曖昧で踏み切れないんですよね。「噂だけの世紀末のNHKスペシャル」は今見る意義があるかもですね。
(著者)
>>16
「噂だけの世紀末」は、今聴いて全然大丈夫ですよ!なんなら「ノーライフキング」も今読んで全然大丈夫だと思います笑
(ID:2034656)
>>15
うえー!悪運でもなんでもでサバイブされてください!菊地さんがない音楽業界、文筆界はずいぶんと味気なくなってしまいます!
はい、知人のはヘルニアでして、(西洋)医学的にどうやって対処しても結局はこの仕事をしているかぎりは痛みと付き合っていくものだそうで『還暦前のボディリメイク』で菊地さんがおしゃっていることが通じるなぁなんて感心しております。菊地さんがいつかのご文筆で眼鏡をコンドームに例えて書かれていましたね、僕も眼鏡を掛けていますのであの感覚はわかりますし、補聴器も同じく対象をフィルターしてくれる/してしまうもの、なのでしょうけれど、ファッションとしてはアイグラスのように、バーバリーのメンズのコレクションで杖を持つモデルが出てくることと同じように、なれば良いなぁと思っています。と書いたところで思い出したのですが、音産にはイヤーモニターがありますし、そういったところで音楽の世界では、耳に着ける機械のファッション化、ファティシズムの対象化がすでに進んでいるのでしょうね(モニターには色々な派があることは存じておりますが)。尿管のしまりは諸先輩の女性のみならず、男性も多くの先輩がたが仰るので、恐れつつも、僕もいまから覚悟しておきます(笑)
「面白いと評判のラジオ番組は聴けない、影響されてしまうから」は業界内外から評判のラジオ番組に対する氏最大の賛辞(聴いてないのに賛辞ってのあれなんですが(笑))の決まり文句でして、あれはテレビ番組や映画や書物には決して言わないもので、だからこそ菊地さんが仰るように氏の弱さ、繊細さ、影響されやすというものが際立った言葉なのだなぁと、いま改めて実感しました。「この状態は固定される、としてその上で未来を考えなくてはならない」というものとともに、(僕がリスニングを止めるあたりの)もう一つの氏のトピックが「ツイッターなどでいろいろな文句や、見当違いのことを言ってくる奴がいて辛い、うざい」でして更に話が進めば「でも僕はそれをいちいち真面目に受け取るからこそ、いままでやってこれたのだと思う」というものでした。あれだけ有名なかたですからその毀誉褒貶の数も多く、数の理論もあるでしょうし、相手の顔が見えない(その昔の氏や出川さんや松村さんに対するヤンキーの絡みかたの話は聴いていてもすさまじく、そっちのほうが危ないだろとも思うのですが、言ってしまえば悪い奴が悪いことを言う、バカっぽい奴がバカなことを言うことを人は聞き流せても、顔の見えないことはつまり、悪い奴が悪く見えない、バカがバカに見えないことであって(更に昨今はネット上の個人の立派化やキャラ化が激しく近年のツイッターでは、社会問題/時事ネタに関して良いことを言った、として何千もリツイートされることをつぶやいた人のアイコンやハンドルネームもスターリンとか既存のアニメキャラだったりするんです(笑))その言葉を聞き流せない)こともあるのでしょうが、いまさらな話題であって、それが真実でその通りであっても、明らかにいまの時世がそれを呼んでいること、氏の真面目さがそれに拍車をかけてそこに寄ってしまっていることで、「固定化」の言説と合わせてとんでもなくゲンナリしてしまいました。
菊地さんの結論がすでに決まっている、という言葉、また音楽の外には出られないしその牢獄も抑圧も受け入れている、という言葉にとても感動しました。そこを理論にすればフロイドの去勢やトラウマや、ラカンのファルスやララング、ルジャンドルの結局の無根拠性などもおありなのでしょうが、その言葉の説得力に心が潤いました。
真面目で弱いというのは、そういった点でも決して精神論や根性論ではなく、心の形態なのですよね。ほんとうに真面目な人々が持つ、弱い攻撃性(多くが先制攻撃で、ちょっと反論されるとすぐに退く。そして次の話題に映る。毒舌が上手いタレントのかたは、平時ではこの能力を上手く使っているのですね)と結論をすぐに求めるスタイルが鮮麗に繋がりました。対して、未解決を耐えれる人とその強い攻撃性(多くが後手あるいは不意打ちや暗殺であって、粘り強い)も繋がりました。
こういうご時世だと社会は元より、内側や身内でとんでもない大きなことが起こり、社会はともかく、上記の氏の内面が持ち直すことを祈るばかりですが、僕個人としても内側にこそ色々なことがありましたが、菊地さんの音楽や文筆のおかげでその1つは乗り越えることができました(例えば、ツイッターの観覧時間が去年の1/100になったりしました(笑))ありがとうございます。例の炎上をした99の岡村さんが、その後に相方の矢部さんの参入によって持ち直し、長らく一人でやっていたラジオ番組をコンビで再開したことでお二人ともにリフレッシュされたので、災い転じて福となすことが実際にあることを目のあたりにして、結論の不確定性というか、塞翁が馬なんですが、楽しく生きるには重要なことって沢山あるなぁと実感しました。
人狼のあれはあきらかに誰でも食べやすい生贄で、NHKのニュースですら舞台名を言うものだからノリがあからさますぎて「うへー」と僕はなりました。以前、東京アラートと言って、都庁とレインボーブリッジを赤くしたときには、明らかに官僚や担当する職員が調子に乗っている=混乱でアッパーになって発狂しているので辟易していたらすぐに収まったので、これで大丈夫かなと思ったのですが、その現状は続いているように捉えています。僕が暮らしている街の歌舞伎町ほどではない繁華街にも「あそこはやばいよ(笑)っていうかいまクラスター起こっているでしょ」という店や場所やたくさんあり、それこそ繁華街の無い地方にもそういう場所はたくさんあるわけで、発表における感染の場所と数字と、リアリティーは剥離していると思っています。今よりもっと本当は数が多いはずだ!と単純に思っているわけでも無いのですが。
『キャッチ22』は混乱と、膠着の時期と、一瞬の空白、そして混乱がまた以前とはまた違った感じですぐさま現れる。を繰り返す、でもビートはずっと続いているという点でまさに混乱的で戦局の音楽ですね。そして踊れる。あるいはこれで踊れるようになるというは(実際やってみれば全然難しくはないけれど)良いことですね。元ネタの著書のほうも題名は知っていましたが、この曲を拝聴してから読んでみようと取り寄せました。
僕個人は真面目にみられることもあるのですが、その実、不真面目で(笑)。だからこそ真面目な人々、友人たちと付き合うことに、苛立ちのようなものが凄くあって、最近ではそういう人たちの真面目さをあれこれ言うことはイジメにも似たことなんじゃないかと思っていたんです(数はこちらのほうが少ないわけですけれど)。ですか菊地さんのお返事を拝見して、その付き合いかたの一端をつかめました。同化するでも、諦観するでも、突き離しぱなしでもなく、踊れるような感じになれば良いなぁと。
みうらさんはやはりすごいかたですね(笑)。トートロジーですけれど、こういう時に評価を上げる人はやはり凄いですね。
賭けに関しても仰る通りです。目が覚めました。考えてみれば、僕が書いた誰も勝ちがない、とは引き分けや無効試合が起こることに賭けているわけで、それなのに賭けの勝者が居ないとは血迷った言葉でした。試合と、賭け、の違いはそこにあるんですね。そして勝ってもすぐに次が来る、というのも「解が導ける状態ではない耐性がある」ともつながると膝を打ちました。解がなくても賭けは成立しますね。
ありがとうございました!