昨夜はロベール・アンリコの『冒険者たち』を見た。
やっぱりフランス映画は人間関係の微妙なところを描くのが
魅力だな。事実婚の国ならではかもしれない。
わしも日本の男尊女卑の一夫一婦制に慣れすぎていて、
わしなら親友を出し抜いて、確実に先にヒロインに
手を出すから、この関係は持続できない。
しかし今の日本人が見たら、この映画を楽しめる
リテラシーがそもそもないと思う。
何が何だかわからないのじゃないか?
少年漫画の友情・努力・勝利と、ハリウッド映画の家族愛の
プロパガンダばっかり見てるから、アホになってるもんな。
わしも反省しなければならない。
こういうシャレた感覚をもっと見ておくべきだった。
しかし理作氏よ、この映画をモチーフにした『無宿』
という日本映画見たことあるかい?
勝新太郎と高倉健と梶芽衣子で、それは見事に3人の
個性がよく出ている作品なんだぞ。
当時は全然ウケなかったんだけどね。
でも、やっぱり『冒険者たち』の方が面白い。
コメント
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イランラジオの内容でハリウッドの批判が多く掲載されており、ネットを含めて反米国家に出鱈目なプロパガンダが埋め尽くされているとイランラジオは報じたくらいである。
イランラジオは慰安婦問題や中国寄りになり過ぎるのは問題だが、制作番組の質は高く、欧米の同性婚の批判やアメリカ、サウジアラビア、イスラエル、トルコ、カタールなどによるISIS(ダーイッシュ)の支援、サウジアラビアのメナ―の惨事などを見て欧米的価値観が崩壊したなと感じた。
一度、ペルシャ語で良いからイラン映画の「預言者ムハンマド」をみてくださいな。
でも、アカメが斬る!みたいに殺しに正義はなく、その報いが来る。
それはスノーデンさんみたいに情報を漏らす正義でもアメリカからすると悪に見えており、彼が逃げる場所としては結局はロシアやイラン位しかない。
中国に逃げても所詮は口だけ反米の経済アメポチ国家であり、それを知るには90年代のロシアや70年代のイラン(伊蘭)がアメリカによって酷い目にあわされ、憎悪を生む結果になることは事実かもしれない。
そしてスノーデンさんはロシアに逃げた後、彼はアメリカの実態が弁護士を中心とする文系社会で尚且つ物凄い学歴社会である事が原因だったことは事実だろう。