わしは個人主義だから、「陣営・ポジション」による発言はしない。
集団主義に陥らない。
安保法案に反対なら、デモが間接民主制を破壊することを
よしとはしない。
主婦や老人や職業を持つ者、つまり「現場」を持つ者のデモは、
表現の自由として認めるが、学生はそんな余裕があるのかと問う。
まず社会人として、「現場」を取ることが第一で、
「現場」のない者が国を憂えても無意味だと苦言を呈する。
大人とはそういう嫌われ役を果たす責任がある。
与党は安保法案を強引に成立させるだろう。
もし、ここで挫けたら、一旦アメリカに期待を持たせてしまった
以上、米政府の失望は計り知れない。
コアな自称保守も安倍支持から離れてしまう危険性がある。
安倍首相はそれを恐れる。
強行採決以降のことを、わしは戦略的に考える。
民主党はまさか牛歩戦術なんてしないだろう。
それをやったら、益々国民の支持を失っていく。
強行採決以降の、支持率低下を一時的なものにしないためには、
すべては民主党にかかっている。
来年の参院選で、責任政党としての民主党が受け皿に
なれるか否か?
それだけにかかっている。
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