安彦良和画伯とのトークイベント、何で呼ばれたかもわからず、
話が合うのかと思っていたが、始まってみると圧倒的に面白く、
2時間があっという間だった。
イラク戦争に対する評価や、安保法制に対する批判などは、
全く同じだった。
『戦争論』シリーズを読んでくれていて、近現代史に関する
知識や解釈でもかなり共通点もあり、あんなに語れる人とは
思わなかった。
そこいらの知識人より、はるかに知識があるようだ。
『虹色のトロツキー』やその他の作品も、近現代史と、
神話などを題材にされていて、そもそもわしの関心とも近い。
しかしあの画力であの知識、両方揃っているのは実に羨ましい。
世の中に尊敬できる人物はそう現れないが、
安彦良和画伯は数少ないその一人である。
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