小林よしのりライジング

美味いもの食って、凄いものを描く

2015/07/25 01:00 投稿

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京都では学術書ばっかり読んでいたからつまらんかった。

本はやっぱり自分が関心ある小説や漫画を読んだ方が、
読後の満腹感があっていい。

妻が大岡昇平の「野火」を読み、岸端がモーパッサンの
「女の一生」を読了して、トルストイの「戦争と平和」

を読み始めたのが、すごく羨ましかった。

わしはハワイに行きたい。

ハワイでゆっくり世界文学を読みたい。 

京都の料理だけはあちこち行って堪能したが、
やっぱり日本人はご飯と漬物が一番だ。

京都はそのご飯と漬物が美味いのがいい。

秋に京都に行きたいが、馬鹿みたいに人が混むし、
美味い店の予約も取れないからなあ。 

しかしある本屋で『卑怯者の島』を探したら、
奥の方のノンフィクションの棚に置いてあって、

店に入ってすぐの目立つコーナーには、
匿名の殺人鬼の本が積んであった。

バカバカしい世の中だ。

だがくだらん現象はわれ関せずで、創作者として、
真実に触れる凄みのある作品を描き続けて
いきたいものだ。

 

 

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