小林よしのりライジング

安倍くんと麻生くんのたとえ話

2015/07/09 12:30 投稿

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ケンカをしてはいけないと利き腕を縛られた安倍くんが
歩いていました。 

守ってやるぜと恩着せがましいヤクザの麻生くんが、
安倍くんの前を歩いていたら、油断してたのか、

突然不良から殴られて失神してしまいました。

安倍くんは「ケンカをしてはいけない」というルールを破って、

「利き腕を縛る縄もほどいて」不良に立ち向かって
パンチを浴びせ、そして不良を撃退しました。

ヤクザの麻生くんは「おめえ、強くなったな」と
頭をなでてくれました。

安倍くんは有頂天です。

「これからも俺さまのケツにくっついて来な」
「はい!」 

「ルールはどうしたの?」と安倍くんの家族は言いました。

「ルールなんて、あってなきがごとし」と安倍くんは言いました。

「利き腕を縄で縛っていたはずよ」と家族は言いました。

「自分の気持ち次第でいつでもほどける縄なのさ」と
安倍くんはうそぶきました。

安倍くんはすでにヤクザの舎弟になっていたのです。

調子に乗って安倍くんはヤクザ麻生くんのケツにくっついて
遠出しました。

今度は不良だらけの地域に、こちらから殴り込みかけたのです。

でもそこの不良たちは殴っても殴ってもへこたれない
不良たちでした。

散々な目に合って、ヤクザ麻生くんと安倍くんは
逃げ帰ってきました。 

麻生くんは何度も何度も他人のシマに殴り込みかけて、
負けて逃げ帰る図体がデカイだけの

ヤクザだったのです。

 

 

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