(byよしりん企画・トッキー)
いつの世の中も、
反知性的な読物が氾濫し、
時には大ブームを巻き起こし、
そして、いつしか嘘のように
すたれていくものです。
時代を超えて残るのは、本物だけ!
今日も、『新戦争論1』
読者の感想をご紹介します!
安倍政権になってから自分の中にあった
モヤモヤした気持ちが少しスッキリしました。
特に「保守」とは何か? についての
答えには目が覚める思いがしました。
買ってきたその日の内に真夜中までかけて
一気に読んだのですが
竹内浩三さんの最後2篇の詩に
涙が止まりませんでした。
続きを今から心待ちにしております。
P.S.
・お寿司屋さんのシーンでは爆笑しました。
・日系ブラジル人のエピソードは
現在にも通じる恐ろしさを感じました。
閉鎖的な空間での人間の弱さや狂気は
決して他人事ではないと思います。
(兵庫県・38歳女性・派遣社員)
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今回の本書を貫くテーマは
「予言」だと思えました。
第1章「ウォーボット・ゲーム」は
少子高齢化とロボット化の近未来で
現実に起こりうる予言に見えました。
特別対談中の
「人は一代、名は末代」の価値観が
理解できなければ
「名誉の戦死」の意味も
靖国顕彰の意味も
現代人には理解できないでしょう。
圧巻は最終章でした。
「骨のうたふ」はまるで作者が
自らの死後の経済一辺倒の日本を
予言した詩に不気味さを感じました。
そして「日本が見えない」。
まさに今の日本が何をしたいのかが
見えないのを予言しているかのようです。
このままアメリカ主導で流されていくのでしょうか。
一体、この先日本は何がしたいのでしょうか?
この国の主体性が見えません。
(大阪府・53歳男性・行政書士)
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