中森明夫の「アナと雪の女王」の評論は実に素晴らしかった。

まさしくこの国の多数の女性たちと、
とりわけ雅子妃殿下こそが、雪の女王だろう。

格差が極限まで開いていく現在の経済政策では、
王子様に出会える確率はほとんどなく、
それでも結婚しろ、子供を産めと言われても、
貧困の中の子育てほど自分を犠牲にする人生は
ありはしない。

「Let It Go」と生きるためには、
孤独に氷に閉ざされねばならないのだろう。

雅子妃殿下がその女性たちの象徴になっているのは
間違いない。

 

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