今日は6月8日開催の「ゴー宣道場」の応募締め切り日。
忘れないように。
安倍首相のパーチクリンな言葉を紹介しよう。
「考え方の一つとして、いわば国家権力を
縛るものだという考え方はありますが、
しかし、それはかつて王権が絶対権力を持っていた
時代の主流的な考え方であって、
今まさに憲法というのは、日本という国の形、
そして理想と未来を語るものではないか、
このように思います。」
王権が絶対権力を持っていた時代に、
主流的な考え方として、立憲主義があったか?
そんなのあるわきゃないだろ!
1600年代、「朕は国家なり」の時代に近代国家の原型は
あっても、憲法があるわけではない。
ホッブスの「リヴァイアサン」に対抗して、
ジョン・ロックが「統治二論」を出してきた頃だ。
それから1776年にアメリカ合衆国が誕生し、
憲法らしきものが出来たのが1787年だ。
1789年にはフランス革命が起こった。
国家はやはり「リヴァイアサン」とする基本的思想が
なければ、憲法を必要とする意味がないし、
憲法を改正する意味もない。
日本の理想や未来を憲法で語るのが好きという発想は、
現行憲法の理想的平和主義の条文が
戦後の平和を守ったというサヨクと一緒じゃないか!
こりゃ、馬鹿だよ。
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