小林よしのりライジング

「恋愛禁止条例」から「恋愛スルー条例」へ(その1)

2014/04/12 17:30 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
 

AKB48グループには、
かつて「恋愛禁止条例」というものがあった。

このルールに違反して、スキャンダルが発覚し、
辞めさせられた子も多い。

「恋愛禁止条例」は、不文律と言われていたが、
実際に罰があったのだから、正確には不文律ではない。

明文化されてないのに、罰があるルールだったのだ。

 

わしはHKT48ゆうこすのファンだったが、
スキャンダルが発覚して、あいりす他数名と一緒に、
CDデビュー前にクビになった。

これはショックだった。

ゆうこすがいたら、
今頃グラビア班として大人気になっていただろう。

平嶋夏海増田有華も魅力的なメンバーだったのだが、
スキャンダルが出て、活動辞退させられてしまった。

菊地あやかは一度解雇され、
再びオーディションを受けて再加入した。

この子の態度は立派だったとわしは評価している。

 

指原莉乃は罰としてHKTに移籍し、
今やそのスキャンダルもネタにしてテレビで大活躍、
とうとう総選挙1位に君臨している。

峯岸みなみは自ら丸刈りになってAKBに留まった。

この峯岸のときの大騒動に懲りて、
以降AKBの運営はスキャンダルが出ても
スルー」するようになった。

 

スルーで済むのなら、今まで辞めさせられた子は、
まったく馬鹿を見たことにしかならない。

「スルー」で済むなら、
指原はHKTに来なかったはずだし、
峯岸もバラエティーで活躍できなかったかもしれない。

今の指原と峯岸の活躍は「恋愛禁止条例」があったからこそ、
火が付いたものだとも言える。

 

AKB48はとてつもない矛盾を抱えて、発展している。

その矛盾による欲求不満が、コアなファンの間では、
ぶすぶすとくすぶっており、
ネットの中では疑惑のメンバーに対するバッシングとなって
噴出している。

 

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。

小林よしのりライジング

小林よしのり(漫画家)

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

小林よしのりチャンネル

小林よしのりチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細