村山談話・河野談話に未来はあるか?
第40回 日米韓中の綱引きにおける河野談話
やっぱり荻生田光一(自民党総裁特別補佐官)の
河野談話以外に、その検証次第で「新しい談話」を出すという
テレビでの発言は、放言だった。
菅官房長官も否定し、韓国も警告を発した。
この放言を日米韓首脳会談の直前にやるのだから、
頭がどうかしている。
安倍首相に近い議員は、もう産経新聞や自称保守論壇の言説に
洗脳されていて、リアルな外交の世界をまったくわかっていない。
これが日本のマヌケな極右化なのだ。
事大主義(強い者に付く)の韓国を、中国との共闘に
追いやるから、日本の歴史認識に関する発言は危ない。
相当注意しなければならない。
アメリカはそこを危惧してるのに、未だに安倍周辺の政治家や、
自称保守派はわかっていない。
日米韓の枠組みを強化しなければ、中国にも北朝鮮にも勝てないのだ。
中国は米国との新たな大国間の枠組みを企んでいるから、
ヘタをすると日本だけが疎外されてしまう。
「歴史認識」で日本を孤立させる中国の戦略に、まんまと
のってしまっているのだ。
その恐ろしさを自称保守派の馬鹿どもは全然理解できない。
産経新聞や自称保守論壇の極右言説に、
政治家がのせられてはいけないのだ。
やはり、古賀誠のような老獪な政治家がいなくなったのは、
日本にとって痛い。
自民党の中が安倍ポチの臆病者ばっかりになってしまった。
今の自民党は米国にも中国にも韓国にも嫌われる道を選択している。
非常に危険である。
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