『大東亜論』の単行本の表紙がまだ出来ない。
鈴木成一氏も今回は迷っているようだ。
「論」でありながら、もはや「物語」の領域に入ってるので、
「ごーまんかましてよかですか?」がない回も多く、
そもそも主人公はわしではない。
頭山満が主人公であり、来島恒喜や玄洋社の者や、
その他の男たちが主人公である。
男の群像劇なのだ。
単行本の帯にわしの顔だけが載ったデザインだったので、
やり直してもらうことにした。
今は来年1月発売「SAPIO」の『大東亜論』新章のコンテを描いている。
今朝、半分まで渡してスタッフのペン入れを開始させた。
残り半分なのだが、ようやく最後のページの絵が見えてきた。
また「ごーまんかましてよかですか?」はない。
明日金曜日の夕方までには完成させたい。
新章一回目から、ぎっしりエピソードが詰まって、
新たな登場人物の魅力も出す話になる。
テレビをつけっぱなしにして、音は切って、ただ黙々とコンテを描くだけ。
たまたまAKB48じゃんけん選抜の新曲がかかったら音量を大きくして、
NMBが出てきたら食い入るように見て、ひととおりAKBGの曲を見たら、
またコンテに集中する。
地味で黙々の一日だった。
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