昨日の「ゴー宣道場」で『おぼっちゃまくん』文庫全巻と「小説幻冬」に、わしの直筆カラー色紙を付けたセットが開場した瞬間に売り切れたと聞いて、驚いた。
並んでいた人ほとんどが買えなかったという。
「ゴー宣道場」の参加者は富裕層なのだろうか?
中流崩壊で、貧困層が拡大した世の中で、6500円の大人買いができる人が、「ゴー宣道場」の中にいたとは・・というと失礼なのか?
わしは売れ残ると思っていた。
とにかく瞬間的に売れたとメールがあって嬉しかった。
担当志儀氏はさぞ喜んだことだろう。
色紙30枚は必要だったというが、30枚もカラー色紙を描くのは無理だ。
時間がかかるし、ノーギャラでやれる仕事じゃない。
でも5枚だったら描けるので、5月3日の「ゴー宣道場」でもう一度描いてもいい。
それから色紙を持って、会場の外で待っている人がいたが、あれはやめて欲しい。
漫画家の場合、色紙に絵を描く作業は、しっかり机に置いた色紙に向かって、集中力で描かないと、ちゃんとした絵が描けない。
芸能人やスポーツマンは名前だけでいいから羨ましい。
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小林よしのりライジング
小林よしのり(漫画家)
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