曽我部教授は学者世間に埋没して、エリート意識をこじらせている憲法学者ではない。
自分の出来ること、出来ないことを認識し、自分と学者世間を相対化させる冷静さも持っている。
それを分かっているが、あえて年長者の特権を利用して、天皇制と民主主義の接合の不明確さを克服できないかと夕食のときにお願いした。
無視してもいいし、いつか意識に上るときもあるかもしれない。
若くて誠実な学者には期待したい。
ゴー宣道場の終了後、タクシーの中で、こういう市民の議論の場なら、他にも来てくれる学者はいるはずだと言ってくれた。
そこで権威主義に胡座をかいて、国民に憲法議論をさせたくない学者について、わしが一方的に批判した。
曽我部教授、道場に来てくれてありがとう。
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