今回の「ゴー宣道場」には、わしより年配者の参加が多くて、どうやら市民活動をやって来られた様子を漂わせておられた。
わしは独断で、その年配者の質問を多く受け付けた。
護憲派として国家の行く末を長く考えてきた人たちや、市民運動家の意見を聞きたかったのだ。
アンケートを読むと、70代の婦人もいたようで、「護憲派でしたが、考えを変えました。山尾さんの改憲案なら支持します」と書かれていた。
護憲派の人たちの中で、教条主義ではなく、まだ理性のある人が、「ゴー宣道場」に来てくれた。
さすがに「集団的自衛権も容認された現在の憲法では、もはや平和主義は守れない」と気づき始めた人がいる。
そもそも「立憲主義を貫けない」状態を根本的に克服しなければ、権力の暴走は止められないと迷い始めた人々がいる。
山尾志桜里の憲法案は、立憲主義を貫徹させるもので、現在の日本国憲法の理念である平和主義を包含するものだ。
侵略戦争に参加させないために、「自衛権」を書きこんで、それを制御するのだ。
もちろん9条だけの見直しではない。
権力の暴走を防ぐために、内閣の人事権の影響が及ばない「憲法裁判所」の設置も記載しようと考えている。
権力に憲法を守らせる改憲案が必要である。
今の憲法はもう死文化している!
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