(byよしりん企画・トッキー)

大東亜論総選挙・各キャラへのコメント、今日は
第6位・植木枝盛編です!


◎前頭(第六位) 11票 植木枝盛

■一匹狼の頭山に負けず劣らず個をもち、孤高に我が道をいく感じに惹かれた。
あと、民権かぞえうたを作って思想を普及させようとしたところも、上手いなあと唸りました。
あと、外見も一番イケメンですよね。
(平祐さん)

■教科書だけだと感じられない芯の通った軽みのようなものを感じさせるから。
(ガトーさん)

■どの人物も好き。
植木枝盛は、今まで左派的なイメージがあったが、今回活き活きと描かれて、好きになった。
(水城から吹く風さん)

■己の命を捨てることに全く迷いのない純真さと行動力。凄い!
(弘樹さん)

■当時、いや現代でもこれほどの発想力は凄い!
存在感もハンパない。
(厨房の凡人さん)

[主催者daiさんのコメント]
「孤独を貫け」で清水氏の言う「粹の三要件」にバッチリ該当する人。
こんな人になりたい。


植木枝盛が福岡滞在中に書いた代表作『民権自由論』は、こんなふうに始まっています。

ちょっと御免をこうむりまして、日本の御百姓様、日本の御商売人様、日本の御細工人職人様、そのほか士族様、御医者様、船頭様、馬方様、漁師様、飴売様、お乳母様、新平民様共御一統に申し上げまする。
さてあなた方は皆々御同様に一つの大きなる宝をお持ちでござる。
この大きなる宝とは何でござるか。
打ち出の小槌か。銭の成る樹か金か銀か珊瑚か。ダイヤモンドか。ただしは別品の女房を言うか才智優れたるこどものことか。
いやいやこんなものではない。
まだこれらよりもいっそう尊い一つの宝がござる。
それがすなわち自由の権と申すものじゃ。

当時の民権活動家で、植木ほど平明な文章を書いた者は少ないそうで、こうしてみるとまるで講談かバナナのたたき売りみたいですが、決してただ軽いだけではなく、なんとかして広く言葉を届けたいという熱意を感じて、まさに「芯のある軽み」というような感じがします。

今の日本に、民衆に届きながら、ただ軽いだけではない、芯のある言葉を話せる政治家は、どれほどいるでしょうか?

日本の民主主義の歩みを生き生きと描き出す!

 

 

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