山尾志桜里議員とは連絡を取り合っている。
政治家は「公」のことには「説明責任」が必要だが、「私」のことではその必要はないし、まさか謝罪などしなくていいと、わしが言っておいた。

欧米の政治家は、プライバシーに関することで、説明したり、謝罪したりはしない。
欧米の国民も、政治家が不倫しようが、スキャンダルが発覚しようが、「それはプライベートなこと」として説明を求めないし、政治家の評価には関係がないと割り切っている。

フランスの例などを持ち出すと、日本は違うと居直る奴がいるが、「個」が出来ていない未熟な民主主義など、誇っていいものではない。
因習による集団の熱狂でしか動かない「八つ墓村」の住民に、民主主義など出来るわけがない。

民主主義の先進国は「公・私」の区別がしっかりしているが、日本人は未だに「八つ墓村」の住民なのだ。
ジャーナリストの木村太郎氏が言うように、今の「不倫叩き」は、「姦通罪」の名残りで、女だけが石を投げられている状態なのだ。
細野豪志氏のように「路チュー写真」が出ても、男なら離党処分になんかさせられない。
民進党の山尾志桜里議員に対する今回の処置は、あくまでも男尊女卑の因習によるもので、「八つ墓村」の村八分の風習と同じである。

今はベッキー以降の「不倫叩き」ブームに、国民が流されているが、必ずこの処分が間違っていたという結論が浸透する日は来るだろう。

自民党はまったく仕事ができない今井絵理子を守っているじゃないか。
今井の場合は決定的写真を撮られているのにだ。
山尾議員は決定的写真が一枚もない!
それで離党処分は不可解すぎる。 

さらに言っておくが、山尾志桜里のスキャンダルが原因で、民進党が弱体化したというのなら、そんな脆弱な政党は終わっているということだ。
だがわしは、自由党の小沢一郎氏などと組めば、まだまだ民進党も復活の道があると思っている。

安倍政権の解散総選挙は、大義がなさすぎること自体が、すでに墓穴を掘っているかもしれない。

山尾志桜里氏が選挙で「個人」で戦うことになれば、わしは出来る限りの応援をする。
あくまでも、山尾氏には、もったいなさ過ぎる頭脳・能力があるからだ。

 

 

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