ふしぎなことに最近、あちこちで褒められる。
安倍政権を批判しているからだ。
「以前は考えが違うと思っていたけど、今の小林さんはすごく共感する」と人々が言うのだ。
明らかに雰囲気が変わった。
わしは一貫して安倍政権を批判していたのだが、今ほど褒めてはくれなかった。
特に女性にモテる。
女性はワイドショーも見ているし、情報収集する時間があるから、安倍政権には生理的に嫌悪感を持っている。
その嫌悪感を共有できるから、女性はわしに好感を持つ。
男は気の毒だ。
労働に時間を取られ過ぎて、ワイドショーも国会中継も見る余裕なんかない。
女性より情報の量が少ないから、まだ安倍政権に不支持の割合が少ない。
「他に受け皿はない」というのが、彼らの考えだが、支持率があるから、胡坐をかいて、横暴になるわけで、支持率があるから、自民党内が全体主義になるのである。
さらに支持率があるから、マスコミは言論統制されて、堂々と権力監視ができなくなるのだ。
支持率がなくなれば、あっという間にマスコミは息を吹き替えし、自民党議員も堂々と政権批判を始める。
野党がダメだと思うなら、自民党内で政権交代を促すという方法もある。
選挙の時期はまだ先だが、支持率が10%に近づけば、安倍政権はもうもたないだろう。
しかし、産経新聞しか読んでない老人が、わしに対して、「最近は朝ナマで左の席にばっかり座りますねえ」などと皮肉を言いながら声かけてくるのだが、この老人、イラク戦争のときも、産経寄り、小泉寄りで、わしに「イラク戦争はテロとの戦いですからねえ」と、わしに皮肉を言っていたのだ。
産経しか読んでない老人は、常にわしに皮肉を言って、常に間違っていたという結果が出ている。
それで間違った自分を反省しないで、自分の意見を忘れて平然としているのだから、もうボケに入ってるのだろう。
安保法制から共謀罪まで、延々と議論無視で採決強行を続けてきた不満が、もうダムいっぱいに溜まっていたのだが、これが森友・加計学園の縁故主義や、閣僚・議員らの不祥事の激震で、とうとうダム決壊!
支持率はダダ下がり、不支持率はうなぎ上り。
わしは女性にモテモテ。
そういう時代がやって来たようだ。
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