(byよしりん企画・トッキー)
都議会自民党惨敗おめでとう!
小林よしのりライジングVol.230
配信です!
今週号のタイトルは
「“国民侮蔑”首相と “一部の”安倍妄信者」
トップは「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
都議会選の間、ずーっと「ハコの中」でしか応援演説をさせてもらえなかった安倍首相。
選挙戦の最終日、ようやく最初で最後の街頭演説で、自民党の「聖地」ということに勝手にされている秋葉原にやってきた安倍首相。
ところが出迎えたのは、
「安倍ヤメロ!」
の大コール!!
これにキレた安倍は、
「こんな人たちに負けない!」
との大放言。
自分に反対する者の声は「国民の声」とは思わない程に思い上がった安倍首相、そしてそれに同調するヘイト・ネトウヨ応援団!
しかし、本物の「国民の声」はどちらなのか?
見たいものしか見ない、聞きたい声しか聞かない安倍政権とその応援団の住む城は、まさに砂上の楼閣である!!
ゴーマニズム宣言は、
「儒教のことなど一切分からないヘイト本」
もうかれこれ30年前、『世界まるごとHOWマッチ』という人気クイズ番組があった。
司会は大橋巨泉、ナレーターは当時全くの無名で、この番組で売れ出した小倉智昭。
レギュラー回答者で毎週、石坂浩二とビートたけしが出るという豪華キャスティングで、その隣の「外人回答者」枠で出演し、人気者になったのがアメリカ人のカリフォルニア州弁護士、ケント・ギルバートだった。
この番組で有名になったケント・ギルバートは、知的でソフトなイメージでコメンテーターなどで活躍していたが、いつの間にやらテレビで見なくなった。
…と思ったら、数年前から自称保守論壇で大活躍、最新刊
『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』
は、この壊滅的な出版状況の中で、なんと35万部のベストセラー!
いったい、どんな内容が書いてあるのかと思って見たら…
読んでも儒教のことなど何もわからない!
かつて「外人クイズ回答者枠」に座って好感を得ていたケント・ギルバートは、30年経った今は、「外人ネトウヨ発言者枠」にどっかり座って単なるヘイト本を書いていた!!
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【今週のお知らせ】
※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
…先日行われた都議選において、自民党は過去最低を下回り歴史的大惨敗となった。
相次いで起きた安倍自民党議員の不祥事に、遂に国民の間にも安倍政権への嫌悪感が浸透してきたようだ。
それは投票前日に、秋葉原で行われた安倍首相の街頭演説で起きた現象にもよく現れていた。
「こんな人たち」と平気で国民を侮蔑するネトウヨ首相と、それを支持する一部の安倍妄信者。
しかしネトウヨの巣窟にも、明かな変化が起きているようで…?
※「ゴーマニズム宣言」
…数年前まで完全に「あの人は今?」状態だった素人外タレの一人、ケント・ギルバート。
そんなケントが出した本『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』が35万部を突破したという。
タイトルだけで明白だが、これは散々使い古されたデマや陰謀論を集めただけの単なる中韓ヘイト本である。
このネトウヨ本が売れている現象には、身も蓋もないほどわかりやすい仕組みがある。
なぜ日本人はこんな物にまんまと騙されるのか?
※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」。
ぽっくん、もう、な~んもやる気が起こりましぇん。
そういうことって、誰だってあるじゃなかでしゅか。
袋小路くん、いくらテーブル叩いたって、ぽっくんビクとも動きましぇんよ~。
【今週の目次】
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小林よしのりライジング
小林よしのり(漫画家)
月額:¥550 (税込)