(byよしりん企画・トッキー)
奇妙な新語に惑わされない!
小林よしのりライジングVol.212
配信です!
今週号のタイトルは
「オルタナティブ・ファクトを巡る戦い」
最近、米英では
「オルタナティブ・ファクト」(もう一つの事実)とか、
「ポスト・トゥルース」(脱・真実)とかいう言葉が
流行っているらしい。
アメリカで全マスコミが、「トランプの当選はない」
という情報を「ファクト」として報じていたのに、
トランプ大統領が誕生してしまった。
これが「オルタナティブ・ファクト」。
イギリスで全マスコミが、「EU離脱はない」
という情報を「トゥルース」として報じていたのに
EU離脱が実現してしまった。
これが「ポスト・トゥルース」。
もはや、何が事実で何が真実なのかを
判別できない時代がやってきた。
人の数だけ、信じる「事実」や「真実」は
異なるのだ…なんて知識人が言い出しているが、
そんなこと言ってはいられない!
やはり、どんな時にだって、本当の真実はある!
そう思って戦わなければならないのである!!
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【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」
…トランプ米政権発足後、
「オルタナティブ・ファクト」という言葉が
話題になっている。既存の事実に取って代わる、
もう一つの事実という意味だ。
同様の言葉に「ポスト・トゥルース(脱・真実)」
があり、本当に真実かどうかはもはや関心がなく、
自分の価値観に近ければそれを「真実」と
してしまうという意味だ。
各々が自分なりの「オルタナティブ・ファクト」
やら「ポスト・トゥルース」やらを見出す
時代が来たのだ、というようなことを知識人は言うが、
むしろ、真実・トゥルースは必ずあるのだ
ということで、戦わなければならない時代に
なっているのである!
※小説「わたくしの人たち」
…占い師・大森先生として電話相談サービス
「愚痴聞き館」を始めた沙智子。
前回の「祝われたい男」に引き続き、
今回の悩める子羊(?)も強烈!
私怨私情に囚われ、負の感情のヘドロに
溺れてしまっている、24歳独身・志穂。
果たして彼女を救うことはできるのか?
※おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、
一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画
「しゃべらせてクリ!」。
今回のお題も作者よしりんが「すごく面白かった」
と絶賛でしゅ!
ぽっくん、日本一の大金持ちでしゅけど、
お巡りしゃんは苦手ぶぁ~い!
許してクリ!見逃してクリ!逮捕せんでクリ~!!
【今週の目次】
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小林よしのりライジング
小林よしのり(漫画家)
月額:¥550 (税込)