「NEWS23」がシリアのアサド大統領のインタビューを
報じていた。これは快挙である。
わしはシリア情勢は、最初に反体制運動を起こした学生が
一番悪いと思っていて、独裁の方が無秩序よりはるかにいい
と、ずっと言って来た。
「朝ナマ」でも、ロシアに任せるべきで、日本は介入する
べきではないと発言した。
わしは反体制派を支援して武器供与している欧米諸国が
間違っていると考えていた。
だが、安倍首相はアメリカに追従して、アサド政権を露骨に
批判し、退陣すべきだと述べ、経済制裁を行なった。
ただ単にオバマ政権に追従しただけだ。
インタビューに応じたアサド大統領は、やはりなかなかの
インテリだった。
アサド大統領は「かつて日本は中東の様々な国に公平だった。
なのになぜ欧米に追従してアサド政権を批判したのか?」と
訴えていた。
アサド氏の言い分は正しいと思う。
安倍首相は何も知らないくせに、ただ米国追従で、独裁は
悪い、民主主義が正しいと妄信していただけだ。
中東においては「秩序」こそが最大の価値だということが
分かってない。
独裁でなければ守れない「秩序」もあるということを
「お花畑」の安倍首相は理解できないのだ。
だが、間もなくトランプ政権ができる。
トランプ氏は選挙中、「アサド政権が倒れればもっと酷い
ことになる」と言っている。
「シリアもロシアもイスラム国を殺している」と言っている。
ロシアに加担して、アサド政権を支援することになるのでは
ないか?
そうなったら、安倍首相はどうするのだろう?
米国の新政権に逆らって、アサド政権に敵対し続けるのか?
多分、また米国に追従してアサド政権支持になるのだろう。
安倍政権の外交はことごとく失敗している。
日韓合意しかり、日ロ交渉しかり、広島と真珠湾のバーター
訪問しかり、TPP交渉しかり、ことごとく失敗なのだ。
だが、国民はそれに気づかない。
外交をエンターティンメントくらいにしか思ってないから、
マスコミがワーッと報道したら、それで楽しんでしまって、
良かった良かったとなるのだ。
この劣化状況を国民だけの責任にするわけにもいかない。
マスコミなのだ。知識人なのだ。
責任は権力に追従するしか能がないマスコミ・知識人に
あるのだ。
国民に真実を知らせる勇気も能力もないのが大問題なのだ。
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板垣英憲さんからの情報で文部科学省の疑惑が出ているそうです。
これで小沢一郎政権の誕生は間近だと思われます。
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文部科学省で国家公務員法違反事件、安倍晋三首相は、「公務員改革」の情熱を失い、鼎の軽重が厳しく問われる
◆〔特別情報1〕
教育の総本山「文部科学省」が、天下りの斡旋を規制している国家公務員法に違反して「前高等教育局長」(私立を含む大学への助成金配分や運営の監督を所管)を早稲田大学総合研究センター教授(教育内容や経営の向上に資する研究担当、2015年8月退官、10月、5年間の任期付きで就職)に送り込んでいたことが内閣府の再就職等監視委員会の調査で発覚した。
教授という肩書は名ばかりで、「早稲田大学への助成金増額工作を行う」のが、最大の任務だ。
このほか47人が疑われている。
この事件発覚により、前川喜平文科事務次官が引責辞任、山中伸一元文科事務次官(駐ブルガリア特命全権大使)が、退職金の自主返納の処分を受ける。
松野博一文科相、水落敏栄文科副大臣、義家弘介文科副大臣の責任も免れない。
とりわけ、今通常国会開会(1月20日)直前に「社会規範・法秩序遵守や道徳」などを掌る官庁での「違法行為発覚」は、日本の教育の揺るがしかねず、国家最高指導者たる安倍晋三首相の「政治姿勢」や「綱紀粛正」の在り方をめぐり鼎の軽重が厳しく問われる。